2024年1月12日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、当社及び当社子会社の取締役及び従業員向けのインセンティブプログラム(以下「本プログラム」といいます。)として、当社株式を活用した新株予約権の発行ならびに従業員持株会の奨励金付与を実施しておりますが、本日開催の当社取締役会において、これらを下記のとおり拡充する方針を決議いたしましたので、お知らせいたします。

1. 本プログラム拡充の目的
 近年、人的資本経営の重要性が高まっている中、当社においても当社グループの持続的成長を図るうえで優秀な人材の確保、従業員満足度や定着率の向上が重要だと考えております。また、当社グループのさらなる企業価値の増大を目指し、当社の結束力をさらに高め、連結業績に対する意欲や士気をより高めるうえで、当社グループの役職員が当社の株価や企業価値をより意識した事業運営を行うことも重要だと考えており、これらを実現することを目的として本プログラムを導入しておりますが、2024年7月8日に創業25周年を迎えるにあたり、当社グループ役職員の経営への参画意識を更に高めるため、本プログラムの拡充を実施するものであります。

2. 本プログラム拡充の概要
(1)ストック・オプション制度の拡充
 中長期的な当社の業績拡大及び企業価値の増大を目指すにあたり、当社の結束力をさらに高め、連結業績に対する意欲や士気をより一層高めることを目的として、当社及び当社子会社の取締役に対する有償ストック・オプション、当社及び当社子会社の上級管理職社員に対する無償の税制適格ストック・オプションの制度の拡充を行う方針で、詳細については2024年7月以降に開催する当社取締役会において別途付議する予定であり、決定しましたらお知らせいたします。
 なお、2020年に当社が実施した有償ストック・オプション及び無償の税制適格ストック・オプションは、新株予約権の割当日時点において入社後3年以上経過した役職員を対象としておりましたが、今回の制度拡充の対象者は、制度実施時の前月末時点で在職している役職員を対象とする方針とし、優秀な人材の確保、従業員満足度や定着率の向上に努めます。

(2)従業員持株会の奨励金付与率の引き上げ
 2024年6月から従業員持株会の奨励金付与率を現行の10%から30%に引き上げます。
 今回の従業員持株会の奨励金付与率の引き上げにより、従業員の経営への参画意識をさらに向上させるとともに、福利厚生の充実により、従業員と会社とのエンゲージメント向上を図り、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に努めてまいります。

以上