2021年3月31日
SBIベネフィット・システムズ株式会社
株式会社島根銀行

 SBIベネフィット・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:松井真治、以下「SBIベネフィット・システムズ」)および株式会社島根銀行(本店:島根県松江市、取締役頭取:鈴木良夫、以下「島根銀行」)は、2021年4月1日付けで設立する「企業型」確定拠出年金プランにおいて協業し、それぞれ運営管理機関、記録関連運営管理機関として提供してまいりますのでお知らせいたします。

■プラン設立の背景と目的
 SBIベネフィット・システムズは、かねてより中小企業にも企業型確定拠出年金制度(以下「企業型DC」)をご利用いただけるよう、地域金融機関および提携パートナー(現在約1,000社)との連携を通じて、企業規模によらない導入メリットをご説明し、他の運営管理機関では引き受けの難しい数十名から数名規模(1名でも可)の事業所様の導入も積極的に推進してまいりました。
 一方、島根銀行は山陰両県に根ざした金融機関として、地域密着型金融を推進し、長年、地域経済の発展に取り組んできました。老後2000万円問題など老後資金に関する社会的関心の高まりがあるなか、地域企業の退職金・年金等の課題に対しても、確定拠出年金がその解決策となり、広くその提案を行っていくことが、ひいては地域経済へ貢献していくものと考えております。

 このたびの協業では、SBIベネフィット・システムズは、島根銀行の設立する企業型「しまぎんDCプラン」の記録関連運営管理業務を受託するほか、同行に対するプラン運営のノウハウ提供、およびプラン設計や運用商品提供機関との接続をサポートします。
 SBIベネフィット・システムズが企業型DCを受託する事業所は三大都市(東京・大阪・愛知)でおおよそ半数(48%(※2021年3月16日時点))を占めており、両社の協業により、大都市圏以外の地域での利用促進につながるものと考えます。

 本プランを通じ、両社のネットワークやノウハウを相互に活用することで、さらなる顧客基盤の拡大に寄与するものと考えております。

■地域金融機関向けプランの特長
(1)低コストでのプラン実施
確定拠出年金の制度運営に不可欠な記録管理業務において、地域金融機関はSBIベネフィット・システムが独自開発した記録管理システムを活用いただくことで、低コストでのプランオペレーションが可能です。
(2)加入者1名からの引き受けが可能
大手運営管理機関では導入の引き受けが難しい少人数規模(1名でも可)の事業所の導入についても、実施が可能です。
(3)幅広い運用商品ラインナップ
運営管理機関となる地域金融機関には、運用商品の選定を行っていただいた上で、運用商品の提供は株式会社SBI証券を含めた複数の金融機関が行います。

■プラン概要
名称:しまぎんDC企業型年金規約(通称:しまぎんDCプラン)
設立日:2021年4月1日(※導入までのスケジュール等、詳細はお問い合わせください)
お問い合わせ先:株式会社島根銀行 営業推進グループ 藤本

【会社概要】
○SBIベネフィット・システムズ株式会社
所在地 東京都港区六本木 1-6-1 泉ガーデンタワー
代表者 代表取締役社長 松井 真治
設立 2001年3月
主な事業内容 確定拠出年金の運営管理業務
○株式会社島根銀行
所在地 島根県松江市朝日町 484-19
代表者 取締役頭取 鈴木 良夫
設立 1915 年 5 月
主な事業内容 銀行業