2008年2月12日
SBIイー・トレード証券株式会社

 SBIイー・トレード証券株式会社(本社:東京都港区 代表取締役執行役員社長:井土太良)は、コールセンターを移転し、新コールセンターが本日より稼動を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 平成11年(1999年)の株式委託手数料の自由化以来、インターネットによる株式取引は低水準の取引手数料やその利便性などの理由から急速に拡大し、現在では個人投資家による取引の約90%を占めていると言われております(注1)。当社でも「顧客中心主義」の経営理念のもと、「業界屈指の格安手数料」や国内株式に限らない多様な金融商品・サービスの提供を行った結果、多くの個人投資家の皆様のご支持をいただき、インターネット総合口座数は平成18年1月に100万口座を突破、さらに昨年10月には150万口座も突破し、平成20年1月末では1,563,005口座となっております。また株式委託売買代金が平成17年3月期第4四半期以降、全証券会社中トップとなるなど(注2)、証券市場において圧倒的な存在感を示すに至っております。

(注)1. 日本証券業協会等発表資料より当社にて推計
2. 証券会社各社の決算短信等公表数値をもとに当社にて集計

 このような状況の中で当社は、平成11年のインターネット取引サービス開始以来、インターネットという一方通行になりがちな媒体を中心とするサービス形態において、お客様の声を直接お聞きすることができるコールセンターを重要なチャネルとして展開してまいりました。当社サービスに対するご質問にお答えすることはもちろん、お客様からのご要望を積極的にお聞きし、これを取り入れることでサービスの向上に活用しております。

 当社は昨年10月に、全国に27店舗を展開する対面証券会社であるSBI証券株式会社と合併し、現在、支店を持つネット証券としてさらなる拡大を目指しております。これまで日本国内の証券会社にはなかった全く新しい「リアル Based on ネット証券」として、インターネットチャネルの利便性に対面チャネルのメリットを付加した新しいサービスの導入を検討してまいります。さらに当社では今後のネット証券の枠を越えたサービス展開の中で、コールセンターが持つ役割はさらに拡大するものと考え、コールセンターを活用したさまざまなサービスの開始も検討しております。そのため急速なインターネット総合口座数の拡大や多様なサービス拡大に対応するためのコールセンターのキャパシティ拡大が必要不可欠となっておりました。

 本日、稼動を開始いたしました新コールセンターはこれまでのコールセンターと同様に埼玉県熊谷市に位置しておりますが、コールセンターとして利用可能な床面積は最大で約2.4倍にまで拡大し、これによりコールセンターで展開できるサービスや人員の拡大を容易に行うことが可能となりました。今後お客様のニーズにお応えするために、さらに利便性の高いサービスの展開も検討可能になります。

 当社はインターネットだけでは提供することができない様々なサービスや商品を、支店やコールセンターを活用することで個人投資家の皆様に提供し、これまで以上に利便性の高い取引環境を整えることでお客様の投資活動を支援してまいります。

以上