2014年3月11日
モーニングスター株式会社

 平成26年3月期(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の連結業績について、下記のとおりの予想となりますので、お知らせいたします。

1 平成26年3月期の連結業績予想(平成25年4月1日~平成26年3月31日)
(単位:百万円)
 売上高営業利益経常利益当期
純利益
1株当たり
当期純利益
前回発表予想(平成26年1月27日)未定未定未定未定未定
今回修正予想3,9001,0001,1006808.27円
(参考:前期比較等)
(単位:百万円)
 売上高営業利益経常利益当期
純利益
1株当たり
当期純利益
平成26年3月期今回予想(A)3,9001,0001,1006808.27円
前期(平成25年3月期)実績(B)2,9877628555086.20円
前期比増減額(A-B)912237244171-
前期比増減率(A-B)/B30.5%31.1%28.5%33.7%-

2 業績予想の修正の理由等
 当連結会計年度は、事業環境の好転に加え、モーニングスターブランドの更なる浸透から各種事業の一層の拡大、新規子会社の貢献もあり、30%前後の大幅な増収増益となり、営業利益、経常利益、当期利益は全て過去最高の利益を達成する見込みです。

 具体的には、当社グループの事業に関連性の高い投資信託市場において、国内公募契約型証券投資信託の純資産残高は、平成24年12月末の64兆630億円から平成25年12月末に81兆532億円と、17兆467億円(21.4%)の増加となりました。
 本年1月に始まった少額投資非課税制度(NISA)について、金融機関が積極的にプロモーションを行ったことなどで、投資についての関心が近年になく高くなっております。
 このような金融情勢と投資への関心の高まりを反映し、当社が提供する「投資信託」や「株式」の情報のニーズは大きく拡大し、「モーニングスターウェブサイト」のページビュー数は、平成25年12月までの9ヶ月間で、1.4億ページビューと前年同期間の1.0億ページビューから40.8%増加いたしました。これに伴いウェブ広告売上が大幅に拡大いたしました。
 NISA関連を中心に、資産運用セミナーの集客が増大し、セミナー関連の売上が増加いたしました。
また、金融機関の販売員向けのタブレットによる情報提供台数が、平成24年12月末の5,771台から平成25年12月末に9,373台と、3,602台の増加となり、ファンドデータの売上が増加いたしました。
 さらに、株式新聞ウェブ版の提供開始(平成25年6月)により、新聞購読料も増加いたしました。
 平成24年10月に子会社化したSBIサーチナ株式会社(以下、SBIサーチナ)とSBIアセットマネジメント株式会社(以下、SBIアセットマネジメント)の連結取込期間の増加(前連結会計年度は6ヶ月間、当連結会計年度は12ヶ月間)やSBIアセットマネジメントが運用するファンドの委託者報酬の増加により、連結売上高は前期比30.5%の増収となる見込みです。

 利益項目につきましては、ファンドデータ及びウェブ広告などの比較的利益率の高いサービスの売上が増加したこと、SBIアセットマネジメント運用するファンドの委託者報酬の増加やSBIサーチナとSBIアセットマネジメントの連結取込期間の増加に加え、コストの抑制および削減を継続して行ったことにより、営業利益31.1%、経常利益28.5%、当期利益33.7%の大幅な増益となる見込みです。
 営業利益、経常利益は、決算期変更で15ヶ月決算をおこなった平成20年3月期を超え、過去最高となる見込みです。また、当期利益は、子会社の上場に係る特別利益が生じた平成18年12月期を超え、過去最高となる見込みです。

(参考)連結営業利益の推移
(百万円)
グラフ 連結営業利益の推移 
連結当期利益の推移
(百万円)
グラフ 連結当期利益の推移 

以上