株式会社グッドパッチへの出資に関するお知らせ

2017年4月26日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：北尾 吉孝）の100%子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社（本社：東京都港区、代表取締役執行役員社長：川島 克哉、以下「SBIインベストメント」）は、同社の運営する「FinTechファンド」を通じて、株式会社グッドパッチ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：土屋 尚史、以下「グッドパッチ社」）に出資を行いましたのでお知らせいたします。グッドパッチ社へは2016年2月19日付けプレスリリース「株式会社グッドパッチへの出資に関するお知らせ」の通り既に出資済みであり、今回はそれに続く追加出資となります。

グッドパッチ社は、デザインエージェンシーとプロダクトカンパニー、2つの側面を持ったUX/UI（※）デザインに強みを持つデザインカンパニーです。デザインエージェンシーとしては、プロダクト開発の初期フェーズから関わり、クライアントともにUX/UIデザイン、開発までをワンストップで提供しています。これまでに家計簿アプリ「マネーフォワード」や個人型確定拠出年金iDeCo「MYDC」など様々なデザインを手がけるとともに、自社製品のプロトタイピングツール「Prott」、フィードバックツール「Balto」も提供し、デザインプロセスに変革をもたらしています。
今回の出資を契機として、グッドパッチ社はFinTech領域を中心にIoT、ヘルスケアなどの成長領域におけるクライアントやパートナーとの連携を強化し、その第一弾として株式会社SBI証券（本社：東京都港区、代表取締役社長：髙村 正人）と共同のUX/UIデザイン改善プロジェクトを開始いたしました。また、SBIインベストメントが運用する「FinTechファンド」に出資する金融機関等においてグッドパッチ社のUX/UIの知見・ノウハウを活用したより顧客満足度の高いサービスの開発等、SBIインベストメントでは出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを図ります。

引き続き、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、FinTechベンチャーへの投資を拡大していくとともに、グループ内の金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を順次取り入れていきたいと考えております。

※UIとはOSやアプリ画面等、パソコンやスマートフォン等とそのユーザーのやりとりがよりスムーズにできるようにするためのインタフェース。UXとはユーザーが特定の製品やサービスを使ったときに得られる経験や満足等

以上