2014年12月12日
SBIホールディングス株式会社

当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社である韓国の株式会社SBI貯蓄銀行(以下、「SBI貯蓄銀行」)は、このたび韓国の金融当局より慶南(キョンナム)地方の釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・昌原(チャンオン)の3都市での支店新設について承認を受けましたので、お知らせいたします。

SBI貯蓄銀行は収益性の低い支店の閉鎖・移転を進める一方で、2014年11月に仁川(インチョン)・光州(クァンジュ)の2支店新設など、店舗網の再編を行っております。このたび新設の承認を受けた3支店は、いずれも2015年3月までを目処として営業を開始する予定であり、これにより店舗網は23店舗に拡大いたします。
慶南地方での支店の新設は同行において初となります。また、韓国第2位の人口を擁する都市である釜山での支店新設により、韓国全土の主要都市での営業網の構築が実現し、新規顧客獲得と営業力の一層の強化を見込んでおります。

SBI貯蓄銀行では、収益力の強化に向け、不良債権の売却など債権回収に注力するとともに、中堅・中小企業や個人向けの貸出債権の拡大に向けた営業展開を推進しており、国際会計基準(IFRS)に基づく当社連結業績においては、2015年3月期上半期で約77億円の税引前利益を計上するなど同行の業績は堅調に推移しております。
また、SBI貯蓄銀行は2014年10月31日付で3つの傘下銀行と合併し、総資産・預金残高・貸出残高の各項目で韓国貯蓄銀行業界の最大手となっており、今後はオンライン銀行化の推進や新商品の積極的な導入など攻めの経営を進めることで、将来の株式公開に向けた一層の収益力強化を図ってまいります。

以上