2025年8月1日
SBIトレーサビリティ株式会社
SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:林口 文彦)は、ブロックチェーン×IoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が、「萌木の村スペシャルウイスキー・清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」(製造者:株式会社ベンチャーウイスキー)に導入されたことをお知らせいたします。
「萌木の村スペシャルウイスキー・清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」は、名だたるブレンダーたちが、萌木の村株式会社(本社:山梨県北杜市高根町清里、代表取締役社長:舩木上次)のために、特別に手掛けたハイクオリティなウイスキーとなります。

「SHIMENAWA(しめなわ)」導入商品:
「萌木の村スペシャルウイスキー・清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」
「白鳥の湖」の物語から着想した舩木氏の世界観と肥土氏貯蔵の原酒により織りなされた作品
山梨県清里の地にある「萌木の村」で地域づくりをされているオーナーである舩木上次氏のバレエ演目に対するイメージと、「イチローズモルト」を代表とした株式会社ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏の秘蔵の原酒の数々を贅沢にブレンドし、未知なる化学反応が重なり合った11作品目のフィールドバレエウイスキー「清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」が誕生いたしました。
この美しい舞台に、動かされる心と生まれる想い。自然の恵みと時には乱される人々の活動。鼻腔をくすぐるウイスキーの潤いも、ひとときとして同じものはないでしょう。美しい作品は触れるたび新たな発見があるように、いつ飲んでもうまい味わいもその一刻一刻の、似て非なる深みに巡り合うことができます。大自然と、その美しさを人間なりに落とし込んだ芸術、最後に己の体を流れる透き通る感性。人の営みはどんな時も自然との融合です。
「第35回清里フィールドバレエ 白鳥の湖」の演目さながらに、五感の全てを研ぎ澄ますほどの高揚感と輝きを詰め込んだ新たなウイスキーが、この度発表された「清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」です。
「萌木の村スペシャルウイスキー」とSHIMENAWA(しめなわ)は、様々な共通点があります。何よりも、物語(ストーリー)を大事にし、その想いの力を信じていることが最も共鳴する部分でしょう。
この度の初期導入として発売される、500本の「清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」には、SHIMENAWA(しめなわ)がオリジナル制作の封緘ラベル一体型で装着されます。購入者はNFCにアクセスすることにより、ウイスキーに関する原酒のイメージ、ブレンドのこだわり、また製造者である舩木氏と肥土氏の言葉に直接出会うことができます。さらに、アプリコンテンツ画面では実際のバレエ映像も自動再生され、ウイスキーに込められたバレエの物語を香りや味わいとともに楽しめる仕掛けとなっています。
今の長期熟成のウイスキーは何十年も前から受け継がれてきたものであり、クラシックバレエも遠い昔の美しさを現代まで脈々と表現してきた芸術です。連続する自然と、断片的でありつつも継続する人類の活動。融合と継承により後世まで伝えられる感性は、永遠とも言える情景でしょう。世界に誇るジャパニーズウイスキーでもある「萌木の村スペシャルウイスキー:清里フィールドバレエ35回記念ウイスキー」のバレエの味わいを込めた香りと、SHIMENAWA(しめなわ)によりお手元でご覧いただけるバレエの物語とともに、長い歴史の1ページを垣間見る愉しみを存分にご堪能ください。

2024年8月上演「第35回清里フィールドバレエ」
美しい星空に映えるバレエの白鳥の羽のそよぎを想像しながら
■ SHIMENAWA装着時画像

ギャランティカードのNFCタグにタッチすると「SHIMENAWA(しめなわ)」では
ブロックチェーンに記録されたトレーサビリティ情報が表示される

なお、「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な商品のブランド力を強化・保護する以下の基本機能が備わっています。
商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した商品”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その商品の生産製造者を証明します。
安全性担保の観点から、未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その商品が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、事業者様はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
生産製造元でNFCタグにより商品ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた商品の出どころの傾向を把握し、出荷先管理に活かすこともできます。
商品を購入し、開封(購入)登録後にだけ特別な画面が表示され、限定(非公開)サイトへの誘導やNFT(Non-fungible token)を受け取れる機能で顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。
2025年3月より新機能として、「SHIMENAWA(しめなわ)」アプリの画面デザイン(ロゴ・カラーや表示文言)及びコンテンツを利用企業がオリジナルで作成・変更・更新、管理することができる機能が実装されました。これにより自社ブランドでより統一感を持った表現が可能となっています。
RFIDタグを活用した入出庫・在庫(棚卸し)管理システムは、商品や資材に固有IDを付し、専用リーダーで非接触かつ一括で情報を読み取ることで、入出庫や在庫管理、棚卸し作業を効率化します。これにより作業時間の短縮やミスの削減に加え、棚卸差異の発生を防ぎ、正確な在庫管理が可能となります。
■ 萌木の村株式会社
所在地 | 山梨県北杜市高根町清里3545 |
代表者 | 代表取締役社長 舩木上次 |
事業概要 | 清里から未来をつくる 山梨県北杜市、標高およそ1200mの清里高原で、1971年の喫茶店ROCK開業からはじまった萌木の村(もえぎのむら)の歩みは、半世紀を経て、レストラン、ホテル、ビール醸造所、カフェ、メリーゴーラウンド、オルゴール博物館、各種クラフトショップおよび工房が集まる複合観光エリアへと結実しました。 |
URL | https://www.moeginomura.co.jp https://www.moeginomura.co.jp/whisky/ |
所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー |
代表者 | 代表取締役 林口 文彦 |
事業内容 | ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など |
URL | https://www.sbitraceability.co.jp |
所在地 | 東京都中央区日本橋本町4丁目11番2号 (KISCO株式会社 東京本社内) |
代表者 | 代表取締役社長 半野 巧也 |
事業内容 | RFIDの設計・開発・製造・販売及び技術サービスを含めたコンサルティング |
URL | https://www.unitag.co.jp |
以上