2017年6月19日
SBIソーシャルレンディング株式会社

SBIソーシャルレンディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:織田 貴行、以下「当社」)は、本日よりカンボジアから来日する技能実習生を対象とした融資事業で運用する、『SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド(以下「本ファンド」)』の出資募集を開始いたしましたので、お知らせいたします。
本ファンドは、出光クレジット株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:脇屋 中行、以下「出光クレジット」)の子会社で、カンボジアにおいて融資事業を行っている出光セゾンマイクロファイナンス(カンボジア)有限会社(本社:カンボジア王国バッタンバン市、取締役会長:鈴木 日出男、以下「出光SMF」)との協業ファンドです。

現在日本は、技能実習制度(※)により、様々な国から技能実習生を受け入れています。この技能実習生の中には、現地の送り出し機関や金融事業者から、日本の一般的な金利水準と比べ高金利で、渡航準備費用(日本語習得や在留資格、ビザ取得のための費用等)の融資を受けている技能実習生も多くいます。
本ファンドでは、これらの新興国の技能実習生の融資ニーズに応え、新興国の未来を担う人材育成に貢献するため、日本国内でソーシャルレンディング事業のノウハウを培ってきた当社と出光SMFが協業することで、「実践的な技術や技能・知識を学び、より豊かな生活をおくりたい」と考える人々に対し、「為替リスク」を回避し、「より少ない金利負担」で学ぶ機会を提供するという「ソーシャルリターン」の創造を目指します。

※ 技能実習制度とは
日本が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的として創設された制度。外国人が出入国管理及び難民認定法の「技能実習」の在留資格をもって日本に在留し、技能等を習得する。

■■■『SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド』■■■
本ファンドは、当社Webサイトからお申込が可能です。本ファンドのリスク、手数料、その他詳細な内容につきましては、以下のURLからご確認ください。
商品概要URL:https://www.sbi-sociallending.jp/pages/skill_training_fund

なお、本ファンドは、カンボジア国籍の技能実習生に対する融資という性質上、担保権の設定や第三者の保証は受けられません。したがって、貸付債権について、延滞やデフォルトが発生した場合などにおいては、担保権の実行等により、全額回収できる可能性は他のファンドに比べて低いと考えられるため、リスク・リターンの双方が高いファンドとなっています。

<スキームの概要図> スキームの概要図

今後も当社では、取り扱う金融商品の品揃えを強化する等、サービスの向上を図ることで、借手及び投資家双方の多様なニーズにお応えするとともに、日本におけるソーシャルレンディング市場の拡大に、より一層貢献できるよう努めてまいります。

■■■ソーシャルレンディングとは■■■
ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい人(借手)」と「お金を投資したい人(投資家)」を、インターネットを通じて結びつける新しい金融サービスであり、近年FinTechの1つとして注目度が高まっております。SBIグループ傘下である当社は次世代のソーシャル金融プラットフォームの創出を目指し、2011年3月に日本の大手金融グループで初めてソーシャルレンディング事業に参入しました。

以上

【当社の概要】
商号 SBIソーシャルレンディング株式会社
設立 2008年1月24日
所在地 東京都港区六本木1-6-1 
代表者 織田 貴行
株主 SBIグループ(100%)
貸金業登録番号 東京都知事(3)第31360号
日本貸金業協会会員 第005783号
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第2663号
金融商品取引業協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会