2024年1月22日
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の連結子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員会長兼社長:北尾 吉孝、以下「当社」)は、このたび、金融機関の協同イニシアティブである「インパクト志向金融宣言」(事務局:一般財団法人社会変革推進財団。以下「本宣言」)に署名しましたので、お知らせいたします。

 当社は、SBIグループの投資事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として21世紀の中核的産業の創造および育成を担うリーディング・カンパニーになるという経営理念の下、常にグローバルな視野に立って、社会課題の解決に取り組み次世代の社会を担う企業を積極的に支援し、新産業の育成や技術革新へ貢献してまいりました。また、投資判断の基準として経営者のビジョンや資質、マーケットの成長性や規模、新規性、競合他社との差別化要因、ビジネスモデルの実現可能性などに着目するとともに、「持続可能な開発目標(SDGs)」の観点も考慮し、持続可能な社会の成長・発展に貢献する企業であるか、という観点も投資判断材料としております。
 SBIグループではこれまで、株式会社SBI新生銀行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉)が本宣言に署名し、社会にサステナブルインパクトをもたらす事業や企業に対する投融資を推進するべく、サステナブルファイナンスに注力しています。また、新生企業投資株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松原 一平)においても、2017年1月にインパクト投資チームを立ち上げ、邦銀系初のインパクト投資ファンドを組成したうえで、「子育て・介護・新しい働き方関連事業」に対して成長支援を実施するなど、環境・社会課題の解決に資するプロジェクトや事業者への投資に積極的に取り組んでいます。
 当社としても、本宣言への署名を通じて、責任あるベンチャーキャピタルとして投資の実効性の更なる向上を図ってまいります。

 今後も当社では、グリーン・イノベーションやESGを意識したインパクト投資、さらにはメタバース、Web3をはじめとした次世代領域においても環境・社会課題解決に資する企業へ積極的に投資を行い、持続的な社会の実現に資する成長産業の創造および育成に貢献してまいります。

【インパクト志向金融宣言】
インパクト志向金融宣言は、金融機関が環境・社会課題の解決に資するインパクト志向の投融資を拡大し、持続可能な社会の実現に貢献することを目的とした宣言です。2024年1月時点で、計74機関(署名金融機関68社、署名協力機関6機関)が署名しています。

以上