新卒生のみなさんへ

新たな経営戦略「金融サービス事業におけるペンタゴン経営」
SBIグループの各事業を貫くのは「顧客中心主義」という哲学です。それは、インターネットの活用により店舗等のコストを抑え、例えば証券では業界最低水準の手数料、銀行では高めの預金金利や低めのローン金利、保険では競争力のある価格と充実の補償内容、というかたちで実現させ、多くのお客様にご支持いただいています。

	2010年には、SBIグループの新たな経営戦略として金融サービス事業の「ペンタゴン(五角形)経営」を掲げました。「証券」「銀行」「損害保険」「生命保険」「決済サービス」を金融サービス事業における5つのコア事業と位置づけ、グループ企業間のシナジー効果を徹底的に追求していきます。
	
	また、SBIインベストメントを中心としたベンチャーキャピタル事業は、これまで累計約650社の会社に投資を行い、うち100社超が上場(もしくはM&A)を実現するという日本最大級の実績を有しています。21世紀を担う新産業であるIT・バイオテクノロジー・環境関連分野のベンチャー企業へ集中投資するとともに、多くのベンチャー企業の育成に尽力しています。そして、「日本のSBIから世界のSBIへ」とさらに力強い成長を目指し、中国(北京・香港・上海)やシンガポールといったアジア地域やモスクワなどにも拠点を設置し、日本のみならず高い成長が見込める新興国での投資を加速させています。
時代の潮流に乗ったビジネスの中で新たな挑戦を続け変革を実現させようとすること
さて、学生諸君はこれから30年以上、社会に出て働いていくことでしょう。30年先の未来を予測することは難しいですが、どのような事業が時代の潮流であるかということを自分なりに分析することはできます。そして、その時代の潮流に乗ったビジネスの中で新たな挑戦を続け、変革を実現させようとすることが、皆さんの人生のやりがいにつながっていくのではないかと思います。

	SBIグループは、ほんの10年前に始まった「日本版金融ビッグバン(規制緩和)」や「インターネット革命」という流れの中、金融業界にイノベーション(革新)をもたらし成長を続けています。我々SBIグループは、社会をより良く変えていきたい、挑戦により自分を成長させていきたい、グローバルな事業で社会に貢献していきたいという志をもった多くの学生諸君の応募をお待ちしております。
北尾 吉孝
SBIホールディングス株式会社
代表取締役 執行役員CEO