2011年6月1日
SBIホールディングス株式会社

当社は、マレーシアのクアラルンプール市に2011年5月30日付で駐在員事務所を新規開設いたしましたのでお知らせいたします。

 マレーシアは、マレー系、中国系、インド系等の多民族で構成されるアジアを代表するイスラム国家であります。国内には、多くの優良な製造業に加えて、原油、天然ガス等のエネルギー資源、ゴム、パーム油等の農産物資源を有しており、近年では世界的に急拡大しているイスラム金融、イスラム産業のハブとしても存在感を高めております。また、1991年に当時のマハティール首相が表明した2020年までに先進国入りするという目標「Wawasan 2020 (Vision 2020)」の達成に向け、産業の工業化、製造業・輸出産業の育成、外国企業の誘致を推進してきたことなどから、同国経済は今後2015年まで安定して毎年5%以上(IMF推計)成長すると見込まれております。
 一方当社グループは、中国をはじめとする新興諸国において、各国有力パートナーと連携して積極的に投資事業を進めるとともに、証券、銀行などのオンライン金融事業に関するノウハウ等を活用した金融事業の展開を進めており、マレーシアにおいては、政府系の大手資産運用会社であるPNBグループと共同で投資ファンドを設立、運営しております。

 このたび駐在員事務所開設にかかる認可を取得し、事務所を開設したことで、今後はマレーシアのみならずアジアのイスラム諸国の経済動向等の最新の情報収集が容易になるとともに、シンガポールに設立している現地法人と連携して業務を展開することにより、東南アジアにおける当社グループの事業拡大に大きく貢献するものと考えております。

【駐在員事務所の概要】

名称SBIホールディングス株式会社クアラルンプール駐在員事務所
英文名SBI Holdings, Inc. Kuala Lumpur Representative Office
所在地Level 16, Menara Hap Seng, Jalan P. Ramlee, 50250, Kuala Lumpur, Malaysia
所長山本 明浩

以上