2014年5月2日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、当社子会社である韓国の株式会社SBI貯蓄銀行(以下、「SBI1貯蓄銀行」)ならびにその傘下銀行のSBI2貯蓄銀行およびSBI3貯蓄銀行が韓国金融当局より受けておりました経営改善命令が2014年4月30日付で解除され、SBI4貯蓄銀行に対する経営改善勧告も同日付で解除されましたので、お知らせいたします。

 SBI1貯蓄銀行およびその傘下銀行(以下、SBI1貯蓄銀行とあわせて「SBI貯蓄銀行グループ」)は、2014年3月に総額3,400億ウォン(約326億円、1韓国ウォン=0.096円で換算)の増資を実施し、当社が当社子会社を通じて引き受けました。その結果、SBI貯蓄銀行グループ各行の自己資本比率は、SBI1貯蓄銀行およびSBI2貯蓄銀行は7%以上、SBI3貯蓄銀行およびSBI4貯蓄銀行は10%以上(全て2013年12月末基準)となり、いずれも韓国金融当局の求める水準を上回りました。
 このような財務基盤の強化をはじめとして、2013年8月14日付で承認された経営改善計画に基づき経営体質の改善を進めたことで、このたびの経営改善命令および経営改善勧告の解除に至りました。

 SBI貯蓄銀行グループでは、引き続き中堅・中小企業や個人向けの貸出を強化するなど貸出債権の拡大に向けた積極的な営業展開を推進し、将来の株式公開に向けた収益力の一層の強化を進めてまいります。

以上