2014年5月20日
SBIホールディングス株式会社

 当社グループの韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:髙橋 良巳、以下「SBIインベストメントコリア」)は、このたび韓国政府系投資機関の「成長梯子ファンド」(英文名称:Growth Ladder Fund)より「KONEX市場活性化ファンド」(出資金総額600億韓国ウォン、約60億円)の受託運用会社として選定されましたので、お知らせいたします。
 出資金総額のうち、成長梯子ファンドが250億韓国ウォン(約25億円)を出資するほか、SBIインベストメントコリアも60億韓国ウォン(約6億円)、残り290億韓国ウォン(約29億円)を韓国内の機関投資家が出資し、2014年7月末までに組成する予定です。

 「成長梯子ファンド」は、韓国政府の経済政策を促進することを目的として2013年に政府金融委員会傘下に設立された投資機関です。定期的に韓国政府の政策に合った目的のファンドを組成し、運用会社に運用を委託しています。このたびは「KONEX市場活性化」「M&A活性化」「IP(知的財産権)市場の拡大促進」を支援するファンドがそれぞれ1本、計3本が募集され、このうちSBIインベストメントコリアは「KONEX市場活性化ファンド」の受託運用会社に選定されました。
 SBIインベストメントコリアが選定されたのは、KONEX市場発足時から投資先企業に対して積極的に同市場への上場を斡旋してきたことや、同市場の上場企業への投資実績の多さが評価されたものと考えております。

 KONEX市場は2013年に開設された韓国の新興市場で、機関投資家および一定額以上の資産を運用する個人が参加できる市場です。KONEX市場に上場する新興企業は、KOSDAQやKOSPI市場への優先指定替え等の優遇措置が得られます。「KONEX市場活性化ファンド」は、その資金の100%を同市場への上場予備軍および上場企業へ投資いたします。

 当社グループでは引き続き、受託運用資産の拡大を目指してまいります。

※1ウォン=0.099円にて換算

以上