2014年6月4日
SBIホールディングス株式会社
当社グループの韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:髙橋 良巳、以下「SBIインベストメントコリア」)は、このたび韓国の行政機関である未来創造科学部より「デジタルコンテンツファンド」(出資金総額250億韓国ウォン、約25億円)の委託運用会社に選定されるとともに、韓国政府傘下の韓国通信事業者連合会(英文名称:Korea IT Fund、以下「KIF」)より「2014KIFファンド」(出資金総額300億韓国ウォン、約30億円)の委託運用会社に選定されましたので、お知らせいたします。
記
1. 「デジタルコンテンツファンド」の運用受託について
「デジタルコンテンツファンド」は、韓国経済の今後の成長を担う主力分野とされているコンテンツ産業とIT産業の融合を促進するために、主として同分野での技術開発やビジネスモデルの創造・開発を行っているベンチャー企業に投資を行うことを目的にしています。このたび1社の運用会社が募集され、SBIインベストメントコリアが選定されました。これはファンド組成提案において、韓国を代表するアニメーション制作会社、大手オンラインゲーム開発・運営企業、および大手芸能事務所等が出資者として参加する点が評価された結果だと考えております。
当ファンドの出資金総額250億韓国ウォンのうち、未来創造科学部が125億韓国ウォン(約12.5億円)を出資するほか、SBIインベストメントコリアが25億韓国ウォン(約2.5億円)、残り100億韓国ウォン(約10億円)を韓国内の事業法人を含む投資家が出資し、2014年8月末までに組成を行う予定です。
当ファンドの出資金総額250億韓国ウォンのうち、未来創造科学部が125億韓国ウォン(約12.5億円)を出資するほか、SBIインベストメントコリアが25億韓国ウォン(約2.5億円)、残り100億韓国ウォン(約10億円)を韓国内の事業法人を含む投資家が出資し、2014年8月末までに組成を行う予定です。
2. 「2014KIFファンド」の運用受託について
KIFは韓国政府傘下で管理される、国内通信業者3社の出資で組織される連合会です。同分野に関わる産業育成のためのファンドの募集を定期的に行っており、韓国ベンチャー市場の象徴的な投資家の一つです。このたび一般ITファンド2社の運用業者選定が行われ、SBIインベストメントコリアがそのうちの1社に選定されました。 当ファンドは韓国通信・IT関連産業に関わるベンチャー企業を主な投資対象としており、出資金総額300億韓国ウォンのうち、KIFが170億韓国ウォン(約17億円)を出資するほか、SBIインベストメントコリアが60億韓国ウォン(約6億円)、残り70億韓国ウォン(約7億円)を韓国内の機関投資家が出資し、2014年8月10日までに組成を行う予定です。
KIFからは2011年にもSBIインベストメントコリアが「モバイルベンチャーファンド」の運用を受託しておりましたが、同ファンドの投資実行が順調に進んでいることに加え、そのポートフォリオの優秀性が評価されたことが、このたびの「2014KIFファンド」の運用受託に寄与したと考えております。
KIFからは2011年にもSBIインベストメントコリアが「モバイルベンチャーファンド」の運用を受託しておりましたが、同ファンドの投資実行が順調に進んでいることに加え、そのポートフォリオの優秀性が評価されたことが、このたびの「2014KIFファンド」の運用受託に寄与したと考えております。
SBIインベストメントコリアは、2014年5月にも韓国政府系機関より「KONEX市場活性化ファンド」および「海外進出プラットフォームファンド」の運用を受託しており、このたびの「デジタルコンテンツファンド」および「2014KIFファンド」の運用受託により、5月~6月に募集された政府機関の新設ファンド4本の運用受託に成功したことになります。今後、これらのファンドからの投資を通じて韓国の産業発展を支援していくとともに、ファンド収益の拡大を目指してまいります。
※1ウォン=0.100円にて換算
以上