2022年3月29日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、取締役会全体が適切に機能しているかを検証し、課題認識や取締役会全体の機能向上を図ることを目的として、毎年実施している取締役会の実効性に関する分析・評価を本年も実施いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。

1. 分析・評価の方法
 2022年2月から3月にかけて全ての取締役及び監査役を対象として、取締役会の実効性に関するセルフアセスメントを実施しました。このセルフアセスメントの結果とともに、2022年3月開催の取締役会における議論も踏まえ、取締役会の実効性に関する分析・評価を行いました。

<評価項目>
1.取締役会等の機関設計・構成
2.取締役会の運営
3.取締役会の議題・審議・意思決定
4.取締役会による監督体制
5.株主その他ステークホルダーとの関係
6.その他
7.自己評価

2. 分析・評価結果の概要等
 当社の取締役会は、業務執行機関及び監督機関として有効に機能しており、実効性が十分に確保されていると評価されました。

 一方で、取締役会の実効性の更なる向上に向けては、国際情勢の変化やテクノロジーの進展による様々な社会変容が起こっている中でグループの事業規模が多岐にわたり拡大し続けていることから、それらへの対応に強みを有する継続的な人材確保、関連当事者取引の十分なモニタリングやリスク管理体制強化の重要性も挙げられました。また、SDGs・ESGへの取組自体は進んでいるため、グループ戦略の中でその活動の位置づけを分かりやすい形で示すことを期待するとの意見も得られました。

 当社の取締役会は今後も、上記の実効性に関する分析・評価結果を踏まえ、取締役会の実効性をより一層高めていくことに努め、当社グループの持続的な企業価値向上に資するよう取り組んでまいります。

以上