株式会社レスターとの資本業務提携に関するお知らせ

2024年5月10日
SBIホールディングス株式会社

　当社は、東京証券取引所プライム市場に上場する株式会社レスター（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：今野 邦󠄁廣󠄁、以下「レスター」）と本日付で資本業務提携契約（以下「本資本業務提携契約」）を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせします。

記

1. 資本業務提携の目的
　当社グループは、1999年の創業以来、「顧客中心主義」の考え方のもと、インターネットをメインチャネルとした金融サービス事業を中心とした金融生態系を構築し、グループ全体の顧客基盤は2024年3月末時点で5,000万を超えています。また当社グループは「金融を核に金融を超える」という事業構築の基本観のもと、金融サービス事業とシナジーを発揮する事業領域にも積極的に進出しており、SBIグループ各社が培ってきた金融・投資機能だけでなく、事業法人とのネットワーク構築にも寄与する半導体事業への参入を発表し、日本の半導体産業の再興に繋げるべく、JSMCホールディングス株式会社による半導体ファウンドリの建設に向けた準備を進めております。

　一方、レスターは、「世界・社会貢献・共創と革新」の経営ビジョンのもと、半導体・電子部品の販売・ソリューション提供をはじめ、放送・公共向けの映像・音響・通信機器の取り扱い、NFC（近距離無線通信）技術を融合した決済・出入管理システムの開発・製造・販売、太陽光・風力発電所をはじめとする再生可能エネルギーの企画・オペレーション、植物工場運営など多岐にわたる事業活動を行い、あらゆるニーズに対応できる「エレクトロニクスの情報プラットフォーマー」を目指しております。また、多様な事業展開を通じて保有する情報を価値に変え、グループシナジーの創出とともに様々なパートナー企業との共創により社会課題である地方創生にも取り組み、新たなサービスの創造・提供に努めております。

　当社グループとレスターは、これまでもCVCファンドの設立やベンチャーファンドへの出資、半導体事業での連携などで信頼関係を構築してまいりました。この度、半導体事業における協業、戦略的な投資における連携、地方創生に関する分野での協業関係を一層強化することを目的に、本資本業務提携契約の締結に至りました。

3. 資本提携の内容
　当社は、既存株主からレスターの普通株式1,000,000株（2023年12月31日時点の発行済株式総数に対する割合 3.3%）を取得する予定です。

5. 業績への影響
　本件による当社の連結業績への影響は軽微であると見込んでおります。

以上