2007年8月10日
SBIホールディングス株式会社

 SBI ホールディングス(URL:http://www.sbigroup.co.jp/)子会社で次世代金融サービスの開発を行っているSBI Robo株式会社(本社:東京都港区、代表者:渡部 薫、URL: http://www.sbirobo.com/、以下「SBI Robo」)は、株式銘柄検索サービス「E*Search」(URL:http://www.sbifinance.jp/)の機能を大幅にアップグレード致しました。気になる言葉からの連想検索を実現し、株式銘柄へ紐づくキーワードを30万語から300万語以上へと増加させることで、従来の10倍以上のキーワードから株式銘柄が探せるようになっております 。

 国内の主要なオンライン証券の株式銘柄検索では、銘柄コードの約4000件、株式銘柄名の約4000語の中からしか検索することができず、企業の ブランド名やサービス名、役員の氏名などで検索することができませんでした。また「地震」、「温暖化」などの事象の言葉から関連銘柄を見つけることもでき ませんでした。E*Searchではそのような株式銘柄にその企業の体を成すメジャーなキーワード(例:会社のサービス名、役員名、事業体を表す言葉)を 自動的に紐付けしていましたが、今回のアップグレードによりその紐付けたキーワード数を30万語から300万語以上に大幅に強化しました。

 これにより、従来のE*Searchでは検索結果が0件だった言葉にも銘柄との関連性を見出すことが可能になり、よりユーザのニーズを予測した検索ができるようになりました。その代表的な機能が連想検索です。
 連想検索とは、例えば「王貞治」で検索した場合、従来のE*Searchだと検索結果は0件でしたが、サービス拡張後では「王貞治」→「野球」→「ソフ トバンクホークス」→「ソフトバンク」(銘柄)と検索エンジンが連想して銘柄に紐付けしていきます。それぞれの紐づく言葉は言葉の出現頻度や時期、その関 連性の強さを独自のアルゴリズムで計算して結果を返す仕組みとなっています。またこの処理プロセスを全自動化する銘柄サーチロボット(ソフトウェア)を開 発致しました。

 このような連想の手法は、オンライン証券が始まる前の証券会社の営業マンが独自のノウハウと知識で答えていたことですが、サーチロボットのテクノ ロジーによって、営業マンのいないオンライン証券の利用者に対しても、そのノウハウと同等のものを提供できるようになりました。300万語以上の言葉の集 合体によって、人間が株式銘柄検索に思いつくほぼすべての言葉をカバーしました。

 さらに株式銘柄検索結果には、先日開始したコミュニケーションサービス「株ログ」(ミニブログサービス)(URL:http://message.sbifinance.jp/)へのリンク追加も予定しており、銘柄に対するリアルタイムな個人投資家のコメント、ニュースなども見ることができるようになります。

<「E*Search 」について>
サービス開始日:2007年6月27日(水)
今回のサービスアップグレード(E*Search 3Million):2007年8月10日(金)
サイトURL: http://www.sbifinance.jp/

特 長
・気になる言葉から株式銘柄を「連想検索」する機能
・銘柄に紐づく言葉をこれまでの30万語から10倍の300万語以上に強化
・独自の言葉の紐付けランキングによる銘柄検索の精度向上
・銘柄検索結果に株ログ(ミニブログ)のリンクの配置(予定)
・金融サービス分野での検索とコミュニケーションの融合

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SBI Roboは今後も、“SBI Finance”の機能追加を行いユーザビリティの向上を図るとともに、順次Finance2.0を目指した金融プラットフォームサービスの展開を図ってまいりますのでご期待ください。

 

以上