足利小山信用金庫 SBIレミットの国際送金サービス連携開始について

2023年10月27日
SBIレミット株式会社

 国際送金サービス事業を手がけるSBIレミット株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：木村美礼、以下「当社」）は、足利小山信用金庫（本店：栃木県足利市、理事長：冨田　隆）と広告掲載契約を締結し、2023年11月13日よりサービスを開始することといたしましたので、お知らせいたします。

■ 本連携の背景と目的

 新型コロナウィルスの水際対策による入国制限があけるのを待機していた技能実習生・留学生の入国は増加しており、日本で働く外国人就労者の往来が活発化しています。栃木県では“新とちぎ産業成長戦略”（※1）といった産学官を挙げての企業誘致、海外展開を担う人材の育成・確保に積極的に取り組んでおり、外国人労働者の就労・活用ニーズは県としての課題としても掲げられています。栃木県内における外国人就労者数は、29,826人、雇用する事業所数も4,399か所と、過去最高を更新しています（※２）。

 当社は、在留外国人の方々に対して郷里送金を中心とした利便性の高い金融サービスを提供することをミッションとし、米Ripple社の分散台帳技術などの最新金融テクノロジーを積極的に取り入れることにより、廉価で着金スピードの速い海外送金サービス、12か国語対応の顧客サポートなどにより、お客様の利便性向上に日々取り組んでいます。

 一方、足利小山信用金庫は、栃木県、群馬県、茨城県と3県にまたがる地域、特に宇都宮、小山、足利、栃木といった在住外国人数の割合の高い市町村（※3）を営業地盤にもつ金融機関です。県内には製造業を営む事業所も多く、外国人就労者の増加、その存在感は大きなものとなっています。足利小山信用金庫では、海外にルーツをもつ住民が地域社会でよりよく生活していくうえでのニーズに対応すべく、必須となる金融インフラである海外送金を含め、ソリューションの提供、金融包摂の実現に注力しています。
 このような背景のもと、両社のもつネットワークや強みを相互に活用することにより、足利小山信用金庫は、多言語による充実したカスタマーサポートをもつ当社の国際送金サービスを紹介することで、地域企業で就業・定住する外国人材の利便性向上を支援し、当社は新たな販路開拓が可能となることから、本連携に至りました。

当社は、今後もお客様のご要望を第一に考え、「新たな価値の提供」「顧客中心主義の実現」に努めてまいります。

左より、足利小山信用金庫理事長：冨田隆、　当社代表取締役会長：安藤伸生