2025年4月25日
株式会社SBI新生銀行
このたび、株式会社SBI新生銀行(本店:東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉、以下「SBI新生銀行」)は、社内文書の検索・要約に特化した生成AIシステムを全社的に導入し、特にリテールビジネスでのお客さま応対の際の、社内規程や業務マニュアルの参照を中心に利活用開始したことをお知らせいたします。
今回の生成AIシステムの導入により、これまで規程や業務マニュアルの確認に要していた時間を7割以上短縮することが期待され、リテールビジネスにおいては顧客応対の迅速化が図られるとともに、より質の高いサービスを提供することが可能となります。また、今回導入のシステムは顧客応対業務以外での社内規程検索・参照業務にも活用することが可能であり、従業員が必要な情報を迅速に取得でき、業務の効率化が進むことが期待されます。

SBI新生銀行では、2023年度より生成AIを用いた業務の高度化を進めており、これまでに100以上の行内業務が生成AIを活用したプロセスに移行しています。これにより、各業務で平均して約30%の業務効率化※2を達成しており、今後もさらなる効率化とサービス向上に取り組んでまいります。
※1:社内規程や業務マニュアルを直接参照するケースが完全になくなったものではありません。
※2:既存業務の一部または全部を生成AIによるプロセスに置き換えたユースケースにおいて、当行内の効果検証で測定したそれぞれの業務時間削減率の中央値
以上