2005年7月14日
SBIベリトランス株式会社
オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田貴史、以下、「SBIベリトランス」)は、インターネット上のクレジットカード本人認証技術「3-D SecureTM」(*1)を手軽に利用できるソリューションサービス「MPIホスティング」サービスを8月1日より開始いたします。
インターネットショッピングの取引拡大に伴い、クレジットカードの不正使用・なりすまし被害も増加し、本人認証機能へのニーズが高まってきております。
SBIベリトランスでは、「3-D SecureTM」の普及を推進することで不正取引を未然に防ぐことを目指しておりますが、EC店舗の課題となっていたのは、同仕様に準拠した本人認証サービス(*2)の導入にあたって必要となるマーチャント・プラグイン(MPI)とよばれる専用ソフトウェアの実装 及び各種登録の負荷が大きいというものでした。
この状況を解決するため、SBIベリトランスでは、MPIをホスティングしASP型でサービス提供する「MPIホスティングサービス」を開始することにより、専用ソフトウェアの組込と保守・管理負荷を低減するとともに、ライセンス購入・クレジットカード会社登録 及びクレジットカードブランドとのシステムテストを代行し、開発工数の圧縮と準備期間の大幅な短縮を実現いたします。
SBIベリトランスでは、今後もクレジットカード各社との協力の下、「3-D SecureTM」の普及を通し、安全なインターネット決済サービスの提供に貢献したいと考えております。
*1 ビザ・インターナショナルが開発したインターネット上の本人認証技術(詳細は、「参考」を参照)
*2 「VISA認証サービス(Verified by Visa)」「J/SecureTM(ジェイセキュア)」「MasterCardR SecureCodeTM(マスターカード・セキュアコード)」の3サービス。
【ご参考情報】
■3-D SecureTM について
「3-D SecureTM」は、ビザ・インターナショナルが開発したインターネット上の本人認証技術であり、同仕様に準拠した本人認証サービスとして、「VISA 認証サービス(Verified by Visa)」「J/SecureTM(ジェイセキュア)」「MasterCardR SecureCodeTM(マスターカード・セキュアコード)」の3サービスがあります。
いずれのサービスも、発行カード会社に事前登録したインターネット専用パスワードによって、購入者がカード所有者本人であるかを確認・認証することで、第三者のカード不正使用を防止する仕組みとなっています。
尚、パスワードは、クレジットカード発行会社に直接送信され、EC店舗では取得できない仕組みになっており、店舗での情報漏洩等による事故を防止する仕組みとなっております。
■本人認証サービス導入のメリット
本人認証サービスの利用により、EC店舗には以下のメリットがあります。
- 不正取引の防止
- なりすまし取引における加盟店リスクの低減が図れます。
- 購入者への電話確認などの本人確認作業が軽減できます。
- 不正使用への牽制効果が期待できます。
- 安心感あるサイトイメージの醸成による集客効果
- 販売サイトにブランド認定マークの掲示が行えます。
- 各クレジットカード会社にて本人認証サービス対応サイトの案内がなされます。
- 本人認証サービス対応会員向けのプロモーション効果が期待できます。
- ※「3-D SecureTM」は、Visa International Service Association.の商標です。
「MasterCardR SecureCodeTM」は、MasterCard International Incorporated.の商標です。
「J/SecureTM」は、株式会社ジェーシービーの商標です。
「BuySmartR」は、SBIベリトランス株式会社の登録商標です。
その他、記載されている会社名、商品名は、各社の商標あるいは登録商標です。
以上