2006年6月27日
SBIキャピタルソリューションズ株式会社

SBIグループでメザニン投資及び企業再生ファンドの運営会社であるSBIキャピタルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 北尾 吉孝以下、「SBICS」と言います。)は、平成18年6月21日に福岡地方裁判所に民事再生手続を申し立てた株式会社オーズ・インターナショナル(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長 大久保貴之以下、「オーズ」と言います。)の事業再生を支援するDIPファイナンスとして、SBIメザニンファンド2号投資事業有限責任組合(以下、「SBIメザニンファンド2号」と言います。)及び首都圏企業再生ファンド投資事業有限責任組合(以下、「首都圏企業再生ファンド」と言います。)を通じて6月26日に、極度額5億円の融資枠を設定することを決定いたしました。

同社は、オムライス専門店「おむらいす亭」、てんぷら「あげてんや」など約100店を、大規模ショッピングセンターのフードコートを中心に全国展開しており、フランチャイジー及びディベロッパーとのネットワーク、顧客基盤、ブランドを有することから、今後の事業再生の可能性は十分にあると考えられます。今回のDIPファイナンスは、オーズの運転資金確保により仕入元、フランチャイジーの不安を解消し、事業再生の可能性をより高めることを目的として行われるものです。

SBICSのメザニン業務は、平成16年8月にメザニン投資及び企業再生ファイナンスを目的として組成された総額31億円のSBIメザニンファンド1号の運用によって開始され、平成17年4月12日にはSBIメザニンファンド2号(出資約束金額83億円)、平成18年3月13日には首都圏企業再生ファンド(出資約束金額27億円)を組成し、投資業務を拡大させております。その投資実績は、現在までに投資実行件数67件、投資実行累計額160億円となっております。SBICSは、今後もメザニン投資、企業再生ファイナンス等を通じ、日本経済の再生に貢献してまいります。

以上