2006年7月26日
SBIホールディングス株式会社
アクサ ジャパン ホールディング株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:港区六本木、代表者:北尾 吉孝、以下「SBIH」)とアクサ ジャパン ホールディング株式会社(本社:港区白金、社長:フレデリック・ドゥクルトワ、以下「アクサ」)は、関係当局の許認可等を前提に、インターネットを主な取引チャネルとする顧客・マーケット志向の保険商品の提供を目指す、新たな生命保険会社(以下「新ネット生保会社」)を合弁にて設立することについて検討を開始しました。
SBIHとアクサは、SBIHおよびそのグループ会社が展開する多様なインターネット金融サービスのビジネスノウハウやマーケティングチャネルと、アクサの生保経営、商品開発等の経験・ノウハウや運営インフラ等のリソースを活用し、細分化が進む顧客ニーズに対応できる保険商品を提供する、従来にないインターネット専業の生命保険会社「新ネット生保会社」の設立を目指します。
「新ネット生保会社」では、オンライン証券最大手のSBIイー・トレード証券株式会社や住宅ローンを提供するSBIモーゲージ等をはじめとするSBIグループ各社のインターネット金融サービスとのシナジーによって、インターネットのマーケティングチャネルを通じた効率的な生命保険事業を推進していく予定です。また、アクサは保険事業の免許取得に向けた事務手続きの他、商品開発、販売施策、コールセンターをはじめとした事業インフラの構築等、保険事業の運営に関するノウハウの提供を行い、速やかな事業立ち上げに向けた支援を行ないます。
SBIHとアクサの両社は、合弁会社における事業を平成19年度下期(平成19年10月から平成20年3月)までに開始することを目標として、「SBI生保・設立準備会社(仮称)」を平成18年9月末日までに設立する予定です。新ネット生保会社設立に当たって、SBIHおよびアクサの出資比率は、SBIHが60%、アクサが40%となる予定です。
SBIグループは、国内最大級の保険比較・見積もりサイト「保険の窓口インズウェブ」を通じて生・損保の中立的な情報・サービスを無料提供し、国内最大規模のディストリビューターとなることを目指して保険商品の販売拡大に注力しております。さらに今後は、保険商品の開発と市場への供給を手がけるプロバイダーとして製販両面において顧客ニーズに応えるため、損害保険分野においては、インターネットを主体とする新たな損害保険会社の設立に向けた準備を開始しております。今般の新ネット生保会社とあわせて、生損保両分野において、より利便性の高い保険商品・サービスの創出に努めてまいります。
アクサ ジャパン ホールディングは、フィナンシャル・プロテクションビジネスを展開するAXAグループの子会社として設立された保険持株会社です。傘下のアクサ生命保険(株)、アクサ損害保険(株)(アクサダイレクト)を通じて、マルチチャネルで生損保商品を提供しています。SBIHとの合弁による新会社を通じて、インターネットを通じた生命保険商品の販売基盤を確立し、さらなる顧客接点の多様化を図り、顧客に選ばれる商品・サービスの提供を目指してまいります。
■ 今後のスケジュール(予定)
- ~平成18年9月末
「SBI生保・設立準備会社(仮称)」を新設予定 - 平成19年度下期
関係当局の許認可等を経た上で、早い時期の営業開始を目指す
AXAグループについて
AXAグループは、フィナンシャル・プロテクション分野で世界をリードするグローバル企業です。ヨーロッパ、北米、アジア・太平洋地域を中心に、世界各国で事業を展開しています。AXAはパリ証券取引所に株式を上場、ニューヨーク証券取引所には米国預託株式(ADS)を上場しています。詳細はwww.axa.comをご参照ください。
2005年AXAグループKey Figures:総売上約9兆8,000億円、運用資産総額約144兆9,700億円
*換算レート: 総売上1ユーロ=136.28円(2005年平均)、運用資産総額1ユーロ=136.25円(2005年12月31日)
以上