2010年1月8日
SBIベリトランス株式会社

 オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田 貴史、以下「SBIベリトランス」)は、企業から消費者へのキャンペーン景品やアンケート回答に対する謝礼、およびポイントサービスの交換先などとして、多様な用途に電子マネーを利用することができる「電子マネーギフトサービス」の提供を本日から開始し、第一弾として電子マネー「Edy」※1に対応いたします。

 本サービスは、消費者へ電子マネーの“ギフト”贈呈を行う事業者(以下「プレゼンター」)に対し、必要な事務手続きやシステム処理をSBIベリトランスが一括して実施し、プレゼンターのサービス導入を容易にするものです。プレゼンターは、電子マネーを“ギフト”として活用することで、ノベルティを郵送や現金振込で行う場合と比較して、送付に係る作業コストや手数料を低く抑えることが可能となります。また、電子マネーという幅広く利用できるギフトを配布することで、受け取り手の満足度の向上も期待出来ます。

 SBIベリトランスではこの度、本サービスの提供第一弾としてビットワレット株式会社(以下「ビットワレット」)が運営する電子マネー「Edy」に対応いたします。(※サービスの流れについては以下の図をご参照下さい)

 サービス導入に際しては、「Edy」関連サービスの1つである『Edyギフトサービス』※2 の仕組みを利用します。『Edyギフトサービス』とは、Edyカードまたはおサイフケータイに割り当てられる固有のEdy番号(16桁数字)に対して「Edy」を付与するビットワレットが提供する仕組みで、プレゼンターはEdy番号、ギフト金額などの必要情報をSBIベリトランスに提示さえすれば、その後の『Edyギフトサービス』に係るシステム処理は、SBIベリトランスが代行して行います。

図:「電子マネーギフトサービス」(「Edy」対応)の流れ
図:「電子マネーギフトサービス」(「Edy」対応)の流れ
 

1. プレゼンターからEdy番号やギフト金額などの必要情報を、SBIベリトランスのシステムへデータ送信、もしくはCSVファイルにまとめて管理画面よりアップロードする。
2. SBIベリトランスからビットワレットのEdyギフトサービスへ付与情報を送信し、付与依頼を行う。
付与結果は即時に返戻される。
3. SBIベリトランスからプレゼンターへ付与通知が行われ、プレゼンターはその情報を元にギフト対象者にギフト通知を行う。
4. ギフト通知を受けたギフト対象者は携帯アプリやEdy Viewerを利用して、Edyを取得する。

 また、本サービスではプレゼンターとビットワレットとの間で生じるギフト原資・付与手数料などの精算処理についても、SBIベリトランスが間に入りサポートいたします。従来は、ギフト原資に相当する金額をあらかじめ供託する必要があったものを、今回のサービスではギフト対象者が実際に取得した実績ベースでの事後精算を可能とし、キャンペーン予算の確保を容易にしました。

 なお、本サービスは初回導入企業としてアコム株式会社(以下、「アコム」)を予定しております。
 アコムでは、新たな営業推進策として電子マネーを活用した利便性の高いサービス提供の検討を進めており、このたび、同社が1月下旬に実施予定の「収入証明書類取得推進施策」において本サービスを採用いただくことになっております。

 同社へは本サービスに加え、Edy番号を取得するインターネットサイトの運営やギフト対象者へのメール告知機能なども包括した一連のソリューションとしての提供を予定しております。

 今後もSBIベリトランスは、本サービスの対応電子マネーの追加・拡充に努め、さらなる利便性の向上を積極的に図って参ります。

【ビットワレット社からの賛同文】
ビットワレット株式会社 営業第2部 兼 ユーザーマーケティング部 マネージャー
石丸 直裕様
『Edyギフトサービス』は、プレゼンター企業にとってコスト削減を、受け取る方にとって幅広く使える価値あるギフトを、それぞれ提供するものです。今回SBIベリトランスに採用いただくことで、多くの方にEdyギフトサービスをご利用いただくことを期待しております。

※1 「Edy」は、コンビニなど全国17万ヶ所(2009年12月1日時点)で幅広く利用することができます。
※2 参照:http://www.edy.jp/biz/gift.html