2011年7月28日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、このたび台湾大手金融グループである「新光集団」および香港大手不動産グループである「南豐集団」との間で、“Greater China”地域(中国・台湾・香港)の有望な未公開企業を主な投資対象とする、投資ファンドを共同設立することで合意いたしましたので、お知らせいたします。

このたび設立するファンドは、出資総額24百万米ドル(約18.7億円)となり、新光集団が12百万米ドル(約9.4億円)、当社グループおよび南豐集団がそれぞれ6百万米ドル(約4.7億円)を出資し、2011年8月より運用を開始する予定です。

 中国と台湾との間では、2010年9月に経済協力枠組み協定(Economic Cooperation Framework Agreement::ECFA)が発効し、中台相互の企業展開は今後より活発になっていくものと思われます。当社グループはこれまでも、中国および台湾での投資ファンド運営を積極的に行ってまいりましたが、本ファンドにおいてはパートナー企業とともに、いわゆる“Greater China”地域におけるクロスボーダー投資を重点的に行ってまいります。
※ 1米ドル=78円にて換算

新光集団(台湾、Shin Kong Group)
台湾の大手5大金融グループの一つで、傘下に銀行・保険・証券・不動産開発・小売等々各種事業を擁する。日本との関係では三越との合弁百貨店が著名。グループ118社の内上場会社は8社、従業員数は20万人。1945年創業。

南豐集団(香港、Nan Fung Group)
香港の大手不動産デベロッパーで、創業者であるMr. Chen Din Hwaは2009年Forbes香港で第9位の富豪としてランキングされている。不動産事業以外にも傘下に各種投資事業を擁する。

以上