2012年1月30日
SBIホールディングス株式会社
当社は、インドの総合金融サービス企業であるEdelweiss Financial Services Ltd (以下、「エーデルワイス」)との間で、同国の有望な中小型上場企業を投資対象とするファンドの共同設立に関して最終契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
このたび設立するファンドの出資約束金総額は100百万米ドルで、そのうち当社グループが75%、エーデルワイスが25%を出資する予定です。
インドは2005年から2010年までの6年間で平均8.6%のGDP成長率を維持しており、世界中の機関投資家から注目を集めております。当ファンドは、インドの株式市場でも大型株に比べ機関投資家によるカバーが薄い中小型上場企業を主要投資対象とすることで、魅力的な投資機会を確保できると見込んでおります。
当社グループは、現地有力パートナーとの共同運用体制の構築を海外投資の基本方針としており、2005年のシンガポール政府系のテマセク・グループとの合弁ファンドを皮切りに、アブダビのInvest AD、ブルネイの財務省等、世界各国の有力な金融機関や政府系投資機関等と共同で計16本に及ぶファンドを設立しております。成長著しいインドにおいては、エーデルワイスとのファンド共同設立を足がかりに魅力的な投資機会を追求すると同時に、同社と投資事業以外の分野での今後の協業も模索しており、引き続きアジアの新興諸国を中心とした積極的な海外展開を進めてまいります。
エーデルワイスについて
投資銀行業務、証券ブローカー業務、融資関連業務、アセットマネジメント業務、住宅ローン業務、生命保険業務等を営むインドの大手金融グループで、総資産は20億米ドル超。従業員数は2,900名を超え、同国内に約300の拠点を有する。
以上