2013年10月16日
SBIホールディングス株式会社
当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)はこのたび、オランダの開発金融公庫(Financierings-Maatschappij voor Ontwikkelingslanden - 本社:オランダ デン・ハーグ市、代表者:Nanno Kleiterp、以下「FMO」)と、SBI-FMO Emerging Asia Financial Sector Fundの共同設立を完了いたしましたので、お知らせ致します。シンガポール現地法人であるSBI Ven Capitalが運用を担当し、インド、スリランカ、バングラデシュ、インドネシア、フィリピン、タイ、カンボジア、ベトナムを中心とした、今後の成長が期待される新興アジア諸国における金融機関等をターゲットに投資を行ってまいります。
当ファンドは初回投資家募集の目標金額であった60百万米ドルを超える出資約束金のコミットメントを得ており、これによりファンドの運用を開始致します。また、投資家からの強い反響により、出資約束金総額を100百万米ドル-120百万米ドルまで拡大する予定です(当初の予定は総額80百万米ドル)。
当社グループは、これまでも高い成長率が見込まれる新興アジア諸国の金融機関へ投資を行ってまいりました。またFMOは、新興アジア諸国を始めとして180社を超える金融機関に投資・融資を行ってきた実績があります。このたび設立するファンドは、当社及びFMO両社がこれまで培ってきた投資事業や金融サービス事業におけるノウハウ等を最大限活用し、有望な投資対象先の選定・管理を行うことで、急速な成長が期待される同セクターに対する投資収益を最大限享受することを目指してまいります。
【FMOの概要】
オランダ政府が51%出資を行う1970年設立の開発金融公庫。民間の強化が経済及び社会の発展につながるという信念のもと、新興成長市場の原動力となる民間企業への投資を設立以来40年強にわたり行っている。投資残高は63億ユーロで、金融機関、農業・エネルギー、食料・水といった新興市場の成長に不可欠な3分野への投資を中心に行う。
以上