2014年4月22日
SBIホールディングス株式会社
SBIファーマ株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社で 5-アミノレブリン酸(ALA)(※1)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾 吉孝、以下「SBIファーマ」)は、SBIファーマでALAの研究部門を担う取締役執行役員CTO(※2)の田中徹と取締役執行役員CSO(※3)の中島元夫の両名が中国・上海にある復旦大学の客員教授に就任することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
2013年11月11日付のプレスリリースの通り、SBIホールディングスは復旦大学の教育発展基金に寄付を実施しております。これを受け、現在復旦大学のバイオテクノロジーに関する教育研究機関である復旦大学生命科学院では、糖尿病メカニズムにおけるALAの効能について研究が進んでおります。このたび、復旦大学がALAの研究プロジェクトを加速させるべく、SBIファーマの両名の客員教授への招聘、就任に至りました。
SBIグループは世界中の一人でも多くの方の健康に携われるよう、今後もALAの様々な可能性を追求し、国内外のパートナーとの研究開発に努めてまいります。
【復旦大学について】
復旦大学は傘下に57の研究所、80の多学科研究センターと医療サービス、臨床教学、科学研究を一体化した八つの付属病院を有し、医学分野において権威ある中国の国立大学です。復旦大学生命科学院は中国トップクラスのバイオテクノロジー教育研究機関であり、医薬分野では復旦復華薬業と復旦張江バイオテックという2つの医薬企業を有しています。特に復旦張江バイオテックはALA含有医薬品(PDT薬品、HPV感染治療)をすでに中国で新薬登録済み・販売しています。
(※1)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。
(※2)CTO:最高技術責任者
(※3)CSO:最高科学責任者
以上