2019年4月11日
SBI FinTech Solutions株式会社

 SBI FinTech Solutions株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三文字正孝、韓国取引所KOSDAQ市場上場、以下「当社」)は、本日開催の取締役会にて東京証券取引所への新規上場予備申請を行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。

 当社は1999年にECにおける決済サービス事業を開始し、順調に事業を拡大する中でネットビジネスの潜在需要が大きく、SBIグループのアジア展開における重要拠点の1つである韓国における信用力・知名度の向上と事業領域の拡大を目的として、2012年に韓国取引所KOSDAQ市場上場を果たしました。
 一方、2014年頃からフィンテックと呼ばれる金融とIT技術が融合して創り出す革新的な金融サービスに大きな注目が集まり、海外諸国での本格的な普及を受けて当社の事業拠点の中心である日本においても、規制緩和等の流れと共に様々な分野での普及が進み、決済サービスの分野でも新しいサービスの開発が急速に進展しています。この潮流は、決済サービスを主要事業として手掛けてきた当社にとって大きな成長の機会であると捉え、決済サービスと親和性が高いサービスを展開する企業を新たに傘下に加え、2017年4月に総合フィンテックソリューション企業となりました。
 当社は、さらなる成長の実現と企業価値向上に向け、事業拠点の中心である日本での信用力・知名度の向上により、既存事業の強化および新規事業を始めとした事業領域の拡大を強力に推進するために国内上場を目指すことといたしました。
なお、当社株式が東京証券取引所に上場された場合でも、当社韓国預託証券(KDR)の韓国取引所KOSDAQ市場への上場は継続する予定です。

 当社株式の東京証券取引所への上場およびその時期については、今後の日本取引所自主規制法人による上場審査の結果、株式会社東京証券取引所より上場承認を得られることが前提となるため、現時点で確約されたものではありません。
 今後、本件に関して開示すべき事項が発生した場合には、速やかに公表いたします。

以上