2019年4月25日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾 吉孝)の持分法適用関連会社であり、 韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:イ・ジュンヒョ、宗 英一郎、以下「SBIインベストメントコリア」)は、このたび韓国系投資機関である韓国成長金融、母胎ファンド(fund of funds)より「銀行圏雇用創出ファンド」(以下「本ファンド」)の委託運用会社に選定され、新たに「2019 SBI雇用創出ファンド」(出資約束金最低額500億韓国ウォン(約50億円))を設立することとなりましたので、お知らせ致します。

 本ファンドは、政府の経済政策のもと雇用創出を目的として組成するもので、SBIインベストメントコリアは新規雇用創出の効果を最大化できるICTサービス・ICT製造・バイオ等の産業に属するベンチャー・中小企業への投資を行います。
 ファンド規模は最低で500億韓国ウォン(約50億円)で、韓国成長金融と韓国母胎ファンドがそれぞれ100億韓国ウォン(約10億ウォン)、SBIインベストメントコリアが75億韓国ウォン(約7.5億円)、韓国内の機関投資家が最低225億韓国ウォン(約22.5億円)を出資し、最終的には500億韓国ウォン(約50億円)以上での組成を目指しております。

 SBIインベストメントコリアは、これまでも複数の韓国政府系機関より複数のファンド運用を受託した実績を有しています。主な政府系機関には、中小企業振興公団、文化体育観光部、科学技術情報通信部等から出資を受け組成された韓国母胎ファンド(fund of funds)、企業成長の生態系を備えるための母ファンドを企画・運用する韓国成長金融、産業の開発・育成等に必要な資金を供給・管理する韓国産業銀行等があります。SBIインベストメントコリアの運用資産残高は9,620億韓国ウォン(約962億円)で、現在23のファンドを運用しております。
 今後も積極的にベンチャーキャピタル事業を推進することで、韓国国内での雇用創出を通じ、ファンド収益の拡大を目指してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 : 2019 SBI雇用創出ファンド
運用期間 : 7年
投資対象 : 雇用創出が期待される韓国国内ベンチャー・中小企業
ファンド規模 : 500億韓国ウォン(約50億円) (最低組成額)

※1韓国ウォン=0.1円にて換算

以上