2019年4月25日
SBIインシュアランスグループ株式会社

 当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
 なお、当社の2019年3月期の決算発表は2019年5月13日を予定しております。

1.2019年3月期 決算速報(日本基準)
  2018年3月期
(実績)
(2017年4月1日~
2018年3月31日)
2019年3月期
(予想)
(2018年4月1日~
2019年3月31日)
2019年3月期
(速報)
(2018年4月1日~
2019年3月31日)
経常収益 62,186百万円 66,000百万円 66,388百万円
経常利益 1,059百万円 1,750百万円 2,131百万円
親会社株主に帰属
する当期純利益
724百万円 770百万円 851百万円
1株当たり当期純利益 38円49銭 36円90銭 40円81銭
1株当たり配当金 0円00銭 0円00銭 0円00銭
(注)当社は、2018年6月26日付で普通株式1株につき30株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり当期純利益」を算定しております。

【決算速報に関するご留意事項】
 上記の2019年3月期の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2019年5月13日に発表を予定しております2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の決算数値は、様々な要因により、本速報値と大きく異なる可能性があります。

2.事業別の概況
2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)における事業別の概況は次のとおりであります。
(損害保険事業)
 損害保険事業においては、収益力の向上及び規模の拡大に向けた取組みの強化、並びに顧客の十分な信頼を得る運営体制の構築を目標に掲げております。こうした目標を踏まえ、ネット通販損保の特性を活かし、競争力のある保険料体系等を強みに顧客基盤の拡大に努めた結果、2019年3月末の保有契約件数は1,051千件(前年度末比6.7%増加)となり、100万件を突破いたしました。また、自然災害等の影響により損害率は前年比で悪化しましたが、自動車保険契約の取扱いを代理店に一部移管するなどの施策により契約継続率の維持・向上に努めました。
(生命保険事業)
 生命保険事業においては、2017年6月より、住信SBIネット銀行株式会社が提供する住宅ローンをご利用のお客様に、特約を充実させた団体信用生命保険及び「全疾病保障」の団体信用就業不能保障保険の提供を開始しており、販売が好調に推移しました。また、2018年6月より、地域金融機関とも提携し、提供を行っております。こうした取組みの結果、2019年3月末の保有契約件数は141千件(同16.4%増加)となりました。資産運用面では、保険金支払のため、長期的かつ安定的な運用収益の実現に努めました。
(少額短期保険事業)
 少額短期保険事業においては、グループ各社間でのクロスセリングで幅広い商品ラインナップを実現し、順調に事業規模を拡大していることに加えて、少額短期保険のメリットである機動性を活かし、ペット保険等をはじめとした顧客ニーズを捉えた新商品開発や商品改定に取組んでおります。また、引き続き、新聞、ラジオ、テレビ等を中心としたマス媒体の露出を積極的に拡大するとともに、全国主要都市における代理店販売網の拡大に向けた取組みを推進した結果、2019年3月末の保有契約件数は675千件(同8.0%増加)となりました。

以上