2022年12月9日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社

 SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の100%子会社であるSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員会長兼社長:北尾 吉孝、以下「SBIインベストメント」)は、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:齋藤 充、以下、「NXホールディングス」)と、NXグループのDX、サステナビリティの推進に資する新しい技術・事業アイデアや中長期での新事業に資する領域に強みを持つ国内外の有望なスタートアップ企業を投資対象とするコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「NXグローバルイノベーションファンド」(以下、「本ファンド」)を2023年1月に共同で設立します。

 NXグループは1937年の創立以来、物流を通じて社会の発展に貢献することを使命とし、様々な新サービス・ソリューションを提案してきました。一方で時代や環境は加速度的に変化しており、これまでNXグループに蓄積されてきた知見・経験を活かしながら、スピード感をもって新たな価値を提供していく必要があります。
 こうした背景から、新しい事業アイデアや技術を持つスタートアップ企業との共創を通じて、NXグループ自身も変革し、お客様へ新たな付加価値をご提供することを目的として、本ファンドを設立することといたしました。
 本ファンドは、SBIインベストメントが持つ豊富なスタートアップ投資の知見やネットワークを活用し、NXグループのDX、サステナビリティの推進に資する新しい技術・事業アイデアや中長期での新事業に資する領域に強みを持つ国内外の有望なスタートアップに対して、今後10年間で50億円の投資を行う予定です。

 SBIインベストメントはSBIグループの投資事業における中核的企業であり、「新産業クリエーター」として、AI、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野等の次世代の成長分野のベンチャー企業に投資を行っています。
 昨今はオープンイノベーションを通じて社会課題を解決する手段の1つとして、事業会社による事業シナジーを期待できるスタートアップ企業への投資が積極的に行なわれており、SBIインベストメントが運営するCVCファンドの2022年9月末時点における累積出資約束金額は国内最大級の1,180億円超(※)となっています。SBIインベストメントはこれまでに培ったネットワークや企業育成の知見を活かし、事業会社の投資先企業との事業提携や資本提携を支援するとともに、今後も日本経済の活性化に貢献してまいります。

(※)2022年9月30日時点、当社調べ。

【本ファンドの概要】
ファンド名 NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合
通 称 NXグローバルイノベーションファンド
ファンド規模 50億円(出資比率 NXHD 99.5% SBIグループ 0.5%)
運用期間 10年間
投資領域 ロジスティクス、ビッグデータ、ロボティクス、営業テック、クリーン(環境)テック、SaaS、シェアリングエコノミー、自動運転、AI、デジタルコマース、ブロックチェーン、宇宙、ヘルスケア、ドローン等
運営会社 SBIインベストメント株式会社

以上