株式会社ユーフォリアへのベンチャーデット（新株予約権付融資）実行について

2025年5月29日
株式会社SBI新生銀行

　株式会社SBI新生銀行（東京都中央区、代表取締役社長　川島 克哉、以下「SBI新生銀行」）は、株式会社ユーフォリア（東京都千代田区、代表取締役　橋口　寛・宮田　誠、以下「ユーフォリア」）向けに、新株予約権付融資を実行しましたので、お知らせいたします。

　ユーフォリアは、「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに掲げ、スポーツのDX化を通じて社会課題の解決に取り組むスポーツテック企業です。アスリートのコンディションやトレーニングを管理するデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS（ワンタップスポーツ）」は、ラグビー日本代表などのトップアスリートに利用されているほか、スクール・部活動運営管理のためのDXプラットフォーム「Sgrum（スグラム）」は全国のスポーツ団体や教育機関などで採用されています。また、これまで積み上げてきたデータやノウハウを応用し、産業界に向けて、身体的負荷の高い環境で働く従業員の健康促進・生産性向上のためのウェルネスプログラム「ONE TAP SPORTS for Biz」を提供しています。

　ユーフォリアの取り組みは、教育現場における部活動の地域移行と持続可能なスポーツ環境の提供を実現するとともに、企業における健康経営・人的資本経営に貢献するものと期待されています。当行は、本件ファイナンス提供に加え、SBIグループのネットワークを活用してユーフォリアの取り組みを支援することを通じて、地域社会の活性化や、企業のウェルビーイング向上に寄与したいと考えております。

　SBI新生銀行グループは2025年度からの中期経営計画において、今後3年間の目指す姿として中期ビジョン「次世代の金融、共に築き切り拓く未来」を掲げており、「次世代金融で、お客さまや社会、従業員、またステークホルダーの皆さまと共に、より良い環境・社会・産業の実現を目指す」こととしております。このビジョン実現の一環として、当行は引き続き、ベンチャー企業へのデット性ファイナンスの提供に積極的に取り組み、ベンチャー企業の成長と我が国の経済・社会の発展に貢献してまいります。

以　上