2025年7月29日
SBIインシュアランスグループ株式会社

 当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2026年3月期第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
 なお、当社の2026年3月期第1四半期連結累計期間の決算発表は2025年8月7日を予定しております。

 2026年3月期第1四半期連結累計期間 決算速報(日本基準)

 2当第1四半期連結累計期間における当社グループの経営成績の見通しは次のとおりであります。なお、経常収益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、1株当たり四半期純利益のいずれも第1四半期としての過去最高を更新する見通しです。

  前第1四半期
連結累計期間(実績)
(2024年4月1日~
2024年6月30日)
当第1四半期
連結累計期間(速報)
(2025年4月1日~
2025年6月30日)
対前年同四半期
増減率
(%)
経常収益 30,916百万円 34,948百万円 13.0
経常利益 3,710百万円 4,884百万円 31.6
親会社株主に帰属する
四半期純利益
2,050百万円 2,168百万円 5.8
1株当たり四半期純利益 82円60銭 87円36銭  

 経常収益は、すべての事業における保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前年同期に比べ4,032百万円増加し、34,948百万円(前年同期比13.0%増加)となる見通しです。この増収効果により、経常利益は前年同期に比べ1,173百万円増加し、4,884百万円(同31.6%増加)となる見通しです。親会社株主に帰属する四半期純利益については、税金費用の増加があったものの、着実な増収効果がこれを吸収し、前年同期比118百万円増加の2,168百万円(同5.8%増加)と堅調に推移する見通しです。

 セグメントごとの経営成績の見通しは次のとおりであります。

(単位:百万円)
  経常収益 セグメント利益
(親会社株主に帰属する四半期純利益)
第1四半期連結累計期間 増減率
(%)
第1四半期連結累計期間 増減率
(%)
2025年3月期 2026年3月期 2025年3月期 2026年3月期
損害保険事業 10,800 12,270 13.6 1,767 1,819 3.0
生命保険事業 11,581 13,537 16.9 253 121 △52.2
少額短期保険事業 8,586 9,186 7.0 179 395 120.7
 報告セグメント計 30,969 34,994 13.0 2,200 2,336 6.2
セグメント間消去又は調整 △53 △45 △150 △168
四半期連結損益計算書計上額 30,916 34,948 13.0 2,050 2,168 5.8
(注)セグメント利益の「セグメント間消去又は調整」は、当社の一般管理費等による損益であります。

(損害保険事業)
 2025年6月末の保有契約件数(団体がん保険の被保険者数を含む)は1,336千件(前年度末比0.8%増加)となりました。
 経常収益は、保有契約件数の堅調な増加による保険料の増収などにより、前年同期比13.6%増加の12,270百万円となる見通しです。セグメント利益は、税金費用の増加(※)といった一時的な要因があったものの、着実な増収効果がこれを吸収し、前年同期比3.0%増加の1,819百万円と堅調に推移する見通しです。

(※)前年同期に一時的に繰延税金資産を計上したことにより税金費用が抑制されていましたが、当四半期はその特殊要因が一巡したことで、より平常水準に近い税金費用となっています。これは本業の収益性が安定していることを示すものであり、今後の持続的成長に向けた健全な利益構造への移行と捉えています。

(生命保険事業)
 2025年6月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は651千件(前年度末比3.8%増加)となりました。
 経常収益は、保有契約件数の順調な増加による保険料の増収などにより、前年同期比16.9%増加の13,537百万円となる見通しです。セグメント利益は、前年同期に一過性の要因として計上した非上場株式の売却益等が当第1四半期連結累計期間にはないことから、前年同期比52.2%減少の121百万円となる見通しです。なお、保険収支は前年同期比7.5%の増加見通しとなるなど堅調に推移しており、業容は着実に拡大しております。

(少額短期保険事業)
 2025年6月末の保有契約件数は1,047千件(前年度末比0.6%増加)となりました。
 経常収益は、保有契約件数の堅調な増加による保険料の増収などにより、前年同期比7.0%増加の9,186百万円となる見通しです。セグメント利益は、この増収効果により、前年同期比120.7%増加の395百万円となる見通しです。

 上記の2026年3月期第1四半期連結累計期間の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2025年8月7日に発表を予定しております2026年3月期第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)の決算数値は、様々な要因により、本速報値と異なる可能性があります。

以上