2011年2月14日
SBIベリトランス株式会社

 オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区 代表取締役: 沖田 貴史 以下、 「SBIベリトランス」)は、高度なセキュリティ・機能性を追求した次世代型決済システム「VeriTrans 3G」において、2011年2月より開発言語『Ruby』に対応した決済ソフトウェアの提供を開始致しました。

 『Ruby』とは、容易に本格的なプログラミングが可能とされる国産の開発言語(プログラミングに用いる文法・言語)で、国内および海外で高い人気を得ており、EC事業者における採用事例が増加傾向にあります。

 「VeriTrans3G」は、事業者が1つの決済ソフトウェアを導入することで、SBIベリトランスの提供するすべての決済サービス(クレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済、銀行決済、銀聯ネット決済)の利用が可能となる決済システムです。 新たな決済サービスを追加する場合にも、新規にシステム構築を行う必要がなく、事業者の負担を最小限にした拡張性のある設計としております。

 この度、「VeriTrans3G」において『Ruby』に対応した決済ソフトウェアおよびサンプルプログラムの提供を開始致しました。従来から提供してきたjava、PHP、.netに加え、『Ruby』が追加されたことで、EC事業者は自身の開発リソースやサイトデザイン・用途に最適な開発言語を、より幅広い選択肢の中から選択することが可能となります。

 SBIベリトランスは今後も「VeriTrans3G」の一層の拡充を図るとともに、より安全で便利なサービスの開発・提供を行い、顧客の新たなニーズに即応し、業界を牽引するべく努めてまいります。

【参考情報】 Rubyとは
 Rubyは、容易に本格的なプログラミングが可能とされる国産のオブジェクト指向型スクリプト言語(注)の名称で、国内および海外で高い人気を得ています。シンプルな文法や可読性の高い構文、優れたテキスト処理などが特長であり、本格的なオブジェクト指向を備えていながら、ECサイトでよく用いられる手続き型の処理を行うことも可能です。また、オープンソースソフトウェアとして無償で提供されており、UNIXをはじめとして、Linux、Windowsなど、様々なプラットフォームで動作させることが可能です。
 注:オブジェクト指向とは、ソフトウェアの設計や開発における考え方で、取扱うデータとそれに対する手続きをオブジェクトと呼ぶ1つのまとまりとして考え、ソフトウェアを組合せで構成する。また、スクリプト言語とは、簡易プログラミングに用いられる言語で記述が容易で処理が軽い特長を持つ。