2011年5月20日
SBIリサーチ株式会社

 中国国内におけるインターネット調査情報をもとに、日本の事業者に向けた情報・サービスを提供するSBIリサーチ株式会社(東京都港区 代表取締役:沖田 貴史、以下「SBIリサーチ」)は、「中国のインターネットエコノミーに関する報告書-2010年第3四半期」の日本語版をこのたび発行いたしました。

※ 「インターネットエコノミー」とは:
インターネットによって成り立ち、PCやモバイルなどを媒介手段として取り交わされるインターネットショッピング(B2C・C2C・B2Bのすべてを含む)、オンラインゲーム、インターネット広告など、関連企業を含めたそのビジネス取引全体のこと

以下、報告書の内容を一部抜粋して、お知らせいたします。

◆主なトピックス
●中国インターネットエコノミーの発展状況と業界動向
●中国インターネットエコノミーの市場規模
●中国インターネットエコノミーが中国経済に与える影響について
●中国インターネット業界における一括投融資の規模と前年比較
●中国インターネットエコノミー市場のシェアと前年比較

◆ここにフォーカス
※上記のトピックスのうち、インパクトの大きなデータを取り上げ、ご紹介いたします。
中国インターネットエコノミーの市場規模
・2010年第3四半期の中国インターネットエコノミー市場規模は、前年同期59.9%増加し、416.8億元(5,201億6,640万円)に達した。
(※)元の円換算レート:12.48円(2011/05/12時点)
中国インターネットエコノミー市場のシェアと前年比較
・2010年第3四半期のインターネットエコノミー市場のシェアにおいて、インターネットショッピング(B2C・C2C・B2Bのすべてを含む)、インターネット広告、オンラインゲーム分野は前年と変わらずTOP3となり、それぞれ32.5%、24.1%、20.2%を占める。
・また、インターネットショッピング(B2C・C2C・B2Bのすべてを含む)のシェアは増加を維持しているが、オンラインゲームのシェアは、低下し続けている。
◆研究方法について
本報告書では、業界のスペシャリスト、メーカー、エージェントに詳細なインタビューを行うことで関連業界の主要状況を把握し、販売や市場等に関するデータを取得しています。
机上分析:  一部の公開情報を比較し、ユーザの調査データを資料とすることで、最終的に業界規模のデータを構築
情報ソース: 政府発表の情報及びデータ、関連経済データ、業界の公開情報、企業年報及び季報、業界専門家の見解など
注:本データはモニタリングに基づいた予測データであり、実際のデータは各企業による決算報告を待って、四半期報告書において発表するものとします。
その他のデータ、グラフ、情報などをご希望の方は、お気軽に以下にお問い合わせください。
https://www.veritrans.co.jp/contact/sbiresearch_form.html

なお、次回は「2010年度第3四半期 中国EC市場の動向に関する報告書」を発行する予定です。

今後もSBI リサーチは、日本の事業者を対象に、中国でのEC 展開において有益な、最新で正確な現地のインターネット事情を取りまとめた報告書を毎月発行してまいります。

◆中国インターネット事情に関する報告書について
 本報告書は、「上海艾瑞市场咨询有限公司」(上海アイリサーチコンサルティング有限公司 中国上海市 代表取締役:楊 偉慶、以下「中国アイリサーチ社」)協力のもと、同社が中国国内で定期的に発表している中国のインターネット事情に関する報告書を日本語に翻訳したものとなります。
 中国アイリサーチ社は、中国全域に様々なリサーチ網を有し、最新かつ正確なデータ分析のもと、報告書を作成しております。SBI リサーチが同報告書の日本語版を発行することにより、日本の事業者は日本では取得することが難しい現地のインターネット事情をいち早く入手することが可能となります。

【SBI リサーチ株式会社について】
社名: SBI リサーチ株式会社
設立年月日: 平成21 年11 月5 日
資本金: 30 百万円
代表者: 代表取締役 執行役員Co-CEO 沖田 貴史
       取締役 執行役員Co-CEO 楊 偉慶
事業内容:
・中国アイリサーチ社が中国国内で発表している各種インターネット白書の翻訳販売
・各企業向けにカスタマイズした個別調査などの中国市場調査事業
URL: http://www.sbi-research.jp/

以上