2015年4月22日
モーニングスター株式会社

中立的な第三者としての立場からウェブサイト等の客観的な評価・比較を行うモーニングスター株式会社(以下、当社)は本日、「Gomez国内宿泊予約サイトランキング」をGomezのウェブサイト(http://www.gomez.co.jp/)で発表しました。

「Gomez国内宿泊予約サイトランキング」は、国内宿泊施設情報を提供するウェブサイトの使い勝手やクオリティを、ユーザーの視点から評価することを目的としています。当ランキングでは、「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」「安定性と信頼感」「便利な機能・サービス」の4つの視点(カテゴリ)から構成される191項目により当社アナリストが評価を行い、総合的に優れた国内宿泊施設情報サイトのランキングを決定します。

「Gomez国内宿泊予約サイトランキング」の結果は、以下のとおりです。
順位 得点 サイト名(運営会社名)
1位 6.22 じゃらん(株式会社リクルートライフスタイル)
2位 5.66 JTB(国内宿泊)(株式会社ジェイティービー)
3位 5.65 一休.com(株式会社一休)
4位 5.63 楽天トラベル(楽天株式会社)
5位 5.34 るるぶトラベル(株式会社i.JTB)
6位 5.30 Yahoo!トラベル(国内宿泊)(ヤフー株式会社)
7位 5.14 HISスマ宿(株式会社エイチ・アイ・エス)
8位 5.00 DeNAトラベル(国内宿・ホテル)(株式会社エアーリンク)
9位 4.93 近畿日本ツーリスト(国内宿泊)(近畿日本ツーリスト株式会社)
10位 4.73 らくだ倶楽部(株式会社ファーストキャメル・株式会社らくだ倶楽部)
11位 4.70 ゆこゆこ(株式会社ゆこゆこ)
12位 4.02 日本旅行(株式会社日本旅行)
※各サイトの詳細なレビューについてはゴメスのウェブサイトをご覧ください。
(調査協力:株式会社アールシーワン)
【上位サイトの特徴】
総合1位は、じゃらん(運営会社:株式会社リクルートライフスタイル)となりました。カテゴリ別では「サイトの使いやすさ」「情報量とコンテンツ」の2つのカテゴリで1位を獲得しました。レジャーユーザ向けの賑やかなトップページが好印象で、検索結果一覧が見やすく情報も充実しています。大人数でグループ旅行を計画する際に、複数の部屋を一括検索・予約できる機能は、他サイトにはない機能であり、非常に洗練されたサイトとなっています。
総合2位は、JTB(国内宿泊)(運営会社:株式会社ジェイティービー)となりました。カテゴリ別では「便利な機能・サービス」で1位を獲得しました。実店舗の知名度も圧倒的なJTBは、JRチケットもあわせて検索・予約できるシステムを実装しています。一方で宿泊施設側が旬な情報を投稿する「やどだより」や、家族向けや夫婦・カップル向けの編集部おすすめランキングなど、Webサイト独自のアプローチも充実しており、幅広いユーザーのニーズに応えるサイトとなっています。
総合3位は、一休.com(株式会社一休)となりました。カテゴリ別では「サイトの使いやすさ」「便利な機能・サービス」の2つのカテゴリで3位を獲得しました。コンセプトに沿った品のあるサイトデザインになっています。検索結果一覧の表示は、1クリックで地図表示と宿ごとの表示に切り替えができるので、ユーザーは位置情報をつかみながら探すことができます。そのほか用意されている検索条件は豊富に用意されていてユーザーの使いやすさに配慮した優れたサイトです。
【調査概要】
調査期間 ・ 2015年3月30日~4月15日
・ ランキング結果は、4月15日時点の各サイトに基づいています。
調査対象

Gomez国内宿泊予約サイトランキングでは、インターネットを通じて国内宿泊施設情報の閲覧および、問い合わせが可能な、日本国内の宿泊予約サイトをノミネートしています。具体的には、下記のノミネート基準を満たすウェブサイトを調査対象としています。
・ 自社案件を掲載している
・ 予約を自社サイトで完結させている
・ その他、当社調査において一定以上の水準を満たすこと

【評価方法】
「Gomez国内宿泊予約サイトランキング」では、ウェブサイトの利便性をさまざまな角度から分析・評価するために、以下の4つのカテゴリからなる191項目のランキング・スコアカードを用います。各カテゴリの評価内容は以下のとおりです。
カテゴリ名称 評価内容
ウェブサイトの使いやすさ ウェブサイト全体の使いやすさを評価するカテゴリです。
物件検索機能や入力フォームの使いやすさを中核とし、ナビゲーション構造やウェブ・アクセシビリティへの対応状況なども調査の対象となります。
情報量とコンテンツ ウェブサイトに掲載されている各種コンテンツの情報量やページ構成を評価するカテゴリです。
検索ページや物件ページの構成、特集コンテンツなどが調査の対象となります。
安定性と信頼感 ユーザーが安心してウェブサイトを利用するための取り組みを評価するカテゴリです。
ウェブサイトの表示速度、稼働率(正常に表示される率)などのサイトパフォーマンスの状況、問い合わせのわかりやすさ、各種方針開示などが調査の対象となります。
便利な機能・サービス その他、さまざまな付帯サービスの充実度を評価するカテゴリです。
スマートフォン向けサービス、ソーシャルメディア対応、メールマガジンなど、さまざまな施策が調査の対象となります。