日時：2015年3月7日（土）14時～17時
場所：島根県医師会館

公益財団法人SBI子ども希望財団は、児童虐待防止啓発活動の一環として、3月7日に日本医師会、島根県医師会との共催による『子育て支援フォーラムin島根～子育ての応援とゼロ歳児からの子ども虐待防止を目指して～』を島根県医師会館にて開催し、一般市民等約130名の多くの方々にご参集いただきました。

基調講演には日本産婦人科医会の木下勝之会長にご登壇いただき「年々増加している児童虐待の予防対策をそれぞれの地域の最重要課題として具体化しよう」と題し、妊産婦の心身の状態が胎児に与える影響や国内では身体的異常に対する救急対応のシステムに比べ周産期メンタルヘルスへの対応システムが遅れている等の貴重なお話しをいただきました。基調講演に続き、4人のシンポジストの発表があり、「望まない妊娠を防ぐために」、「妊産婦のメンタルケアとゼロ歳児虐待」、「子ども虐待予防と新生児里親委託」、「今日の子ども家庭と社会的養護の現状・課題」といった様々な見地からの報告があり、今回も大変有意義なフォーラムとなりました。

本フォーラムは、次世代の健全な育成という視点から子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目的としており、今後も全国各地で開催を予定しています。
次回は2015年6月13日に群馬にて開催の予定です。

開催概要

「子育て支援フォーラム in 島根」について(589.0KB)