2013年5月16日
SBIホールディングス株式会社

 当社グループの運営ファンドの出資先(出資比率:50.57%)で、日本国内でインターネット中古車流通事業を手掛ける株式会社オートサーバー(代表者:安達 正純、本社:東京都中央区、以下「オートサーバー」)は、中国本土での同ビジネスの展開に向けて台湾の新興株式市場であるグレタイ証券市場(GreTai Securities Market、以下「GTSM市場」)へのプライマリー上場を目指して準備を進めておりますが、本件に関する台湾の金融当局である金融管理委員会の方針決定などが台湾の経済紙「経済日報」で報道されましたのでお知らせいたします。

媒体名「経済日報」
記事掲載日2013年5月14日
タイトル純外資第一上市 日企搶頭香
(訳文:純粋な外資のプライマリー上場、日本企業が第1号をめざす)

 当該記事では、台湾の金融当局である金融管理委員会が純粋な外資企業に対して直接台湾のGTSM市場へプライマリー上場できる道を開く方針を決定したと報道されています。また、金融管理委員会を含む関連当局が、純粋外資企業が台湾の株式市場に上場する上での法制度面での障害を積極的に取り除き、本案件が台湾で上場し資金調達できるよう支援していくとも報道されています。
 オートサーバーではこれまで、日本と台湾における証券取引法の規定の違いなどを受けて、台湾の金融管理委員会と慎重に台湾GTSM市場への上場準備を進めてまいりましたが、このたびの関連当局の方針決定により、台湾GTSM市場への上場に向けて一歩前進したものと考えております。また記事では、更に多くの日本及び東南アジア企業等純粋な外資系企業が台湾で上場し、資金調達を行うことが期待されるとも報道されています。
 なお、当該記事ではオートサーバーが2013年12月期第3四半期(7~9月)中に上場申請をするという報道がなされておりますが、スケジュールについては現時点で未定です。

 現在、SBIグループの投資先企業の中にはグローバルな事業展開を成長戦略として据えている企業も多く、SBIグループでは投資先企業等の海外における新規公開を重点戦略の一つとして注力しております。引き続きSBIグループでは、海外における新規公開等を通じた投資先企業の企業価値向上に取り組んでまいります。

以上