2016年4月4日
SBIホールディングス株式会社
SBIインベストメント株式会社
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営する「FinTechファンド」を通じて、株式会社インフキュリオン・グループ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田 大輔、丸山 弘毅、以下「ICG社」)への出資を行いましたのでお知らせいたします。
ICG社は、決済・金融分野における最先端のノウハウおよび豊富な実務経験を持つ企業グループです。同社は決済・金融領域のコンサルティング事業を行う株式会社インフキュリオン、クレジットカード決済センター事業を展開する株式会社リンク・プロセシング、カードビジネスに係わる調査・出版・情報発信を行う株式会社カード・ウェーブの3社によって構成されています。
今回の出資を受けICG社は、既存事業のさらなる成長および事業シナジーを活かした新規事業開発を推進し、「決済・金融領域のイノベーション」実現に向け、ますますビジネスを加速させていくこととなります。

また、ICG社代表取締役の丸山氏は昨年発足された一般社団法人 FinTech 協会(所在地:東京都港区)の代表理事を務めています。同協会は、国内外の関連諸団体、関係省庁等との情報交換や連携・協力のための活動を通じて、オープンイノベーションを促進させ、Fintech市場の活性化および世界の金融業界における日本のプレゼンス向上に貢献することを目的として活動しており、発足から間もないものの、既に大手金融機関やベンチャー企業を中心に100社以上の会員規模となっています。
SBIインベストメントは2015年12月22日付のリリースの通り、FinTech領域への投資を目的に「FinTechファンド」(名称:FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合)を設立しました。同ファンドを通じてFinTech事業領域の有望なベンチャー企業への投資を行うと同時に、出資者と投資先企業によるオープンイノベーションの支援を通じて、出資者によるFinTechの導入・活用の推進ならびに投資先企業のバリューアップを実施しております。
SBIグループでは、これまでもIT、モバイル・ワイヤレスを中心として、バイオ・ライフサイエンスや環境・エネルギー関連分野などの成長分野のベンチャー企業に重点を置いて投資を行っておりました。今後は成長産業として期待されるFinTech分野についても、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、投資を一層拡大するとともに、当社グループの金融サービス事業にも最先端のFinTech領域を次々と取り入れていきたいと考えております。
会社名 | 株式会社インフキュリオン・グループ |
事業内容 | グループの経営を通じ、以下事業を子会社として運営 ・コンサルティング事業 ・決済センター事業 ・出版調査事業 ・事業開発投資事業 |
設立年月 | 2006 年 5 月 1 日 |
本社 | 東京都千代田区九段北1-12-11 九段スカイビルディング6F |
代表者 | 代表取締役 鎌田 大輔 代表取締役 丸山 弘毅 |
URL | http://www.infcurion-group.co.jp |
関連会社 | 株式会社インフキュリオン http://www.infcurion.com/ 株式会社リンク・プロセシング https://www.linkprocessing.co.jp/ 株式会社カード・ウェーブ http://www.cardwave.jp/ |
以上