2016年9月1日
SBIホールディングス株式会社

当社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の持分法適用関連会社であり、韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:髙橋 良巳、以下「SBIインベストメントコリア」)は、このたび韓国の政府系金融機関である韓国産業銀行より委託を受け、海外進出を目指すベンチャー企業の支援を行うファンド「SBIクロスボーダー・アドバンテージファンド」(出資金総額800億韓国ウォン、約72億円)を設立いたします。

本ファンドは、主に海外進出を行う韓国内の中小ベンチャー企業及び韓国とのパートナーシップを望む海外中小ベンチャー企業に投資することを目的にしています。
出資金総額のうち、韓国産業銀行が400億韓国ウォン(約36億円)、SBIインベストメントコリアが120億韓国ウォン(約11億円)、残り280億韓国ウォン(約25億円)を韓国内の機関投資家が出資し、2016年11月までの組成を目指しております。

SBIインベストメントコリアは、これまでも韓国政府系機関より複数のファンドの運用を受託した実績があり、2016年1月以降でも、韓国政府傘下の韓国通信事業者連合会や科学技術イノベーション政策を推進する未来創造科学部よりファンド運用を受託しています。
また、2016年7月にはSBIインベストメントコリアとして初めて米国ベンチャーキャピタルと共同ファンドを設立するなど、この度受託したファンド等一部組成予定のファンドも含めますと、2016年の累計組成額は2,000億韓国ウォン(約180億円)超となる見込みです。
今後も積極的にベンチャーキャピタル事業を推進することで、韓国の産業発展を支援していくとともに、ファンド収益の拡大を目指してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 :SBI クロスボーダー・アドバンテージファンド
設立時期  :2016年11月(予定)
運用期間  :6年(3年間の延長の場合あり)
投資対象  :主として海外進出を行う韓国内中小ベンチャー企業及び韓国とのパートナーシップを望む海外中小ベンチャー企業
ファンド規模:800億韓国ウォン(約72億円)

※1ウォン=0.09円にて換算

以上