2022年3月22日
株式会社新生銀行

 当行は、経済産業省ならびに株式会社東京証券取引所により、「なでしこ銘柄」に初めて選定されました。「なでしこ銘柄」とは、女性活躍推進に優れた上場企業を、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することにより、企業に対する投資家の関心を一層高め、各社の取り組みを加速化していくことを目的に、2012年度から実施されています。

 新生銀行グループでは、「グループサステナビリティ経営ポリシー」において、持続的な企業価値向上の源泉は人材であることから、人的資本への取り組みはサステナビリティ経営における重要な戦略であると定めています。また、ダイバーシティ&インクルージョンを特に重要な取り組みと位置づけ、積極的に推進することを宣言しています。

 女性活躍推進については、ビジネス部門のトップとグループ各社役員を中心に構成される「グループ女性活躍推進委員会」を2018年2月に設置しました。女性のリーダーを育成する女性人材育成プログラム※では、直属の上司・オーナー役員が業務を通じた育成に責任を持つことに加え、ライン外の役員がスポンサーとしてサポート・育成に携わる「スポンサー制」を導入するなど、女性のキャリア開発を積極的に行ってきました。

 本年は、3月8日の国際女性デーにあわせて5日間の『Shinsei Women’s Week 2022』を開催し、グループの従業員に対して、ジェンダー平等、女性のエンパワーメント、ダイバーシティ&インクルージョンについて知る・考える機会を積極的に提供しています。当期間中は、当行社外取締役 佐々木裕子氏による講演を始め、NPO法人ファザーリング・ジャパンのファウンダー代表理事 安藤哲也氏と育児休暇を取得した男性社員によるウェビナー、グループの営業職女性によるパネルディスカッション、及び在ベトナム・ニュージーランドのグループ会社において先行する女性活躍推進事例を共有するウェビナーといった、多様なプログラムを実施しました。さらに、Web会議のオリジナルな背景画像や黄色いものを身に着けることでジェンダー平等や女性のエンパワーメントへの賛同を各自が表明するほか、社内SNS投稿で共有するアクションイベントも行いました。

 新生銀行グループは、多様なバックグラウンドや考え方を持つ人たちが交じり合い、イノベーションを生み出し切磋琢磨する環境を整え、組織の持続的な成長につなげていくとともに、多様性豊かな社会の実現に向けて貢献していきます。

 経済産業省による「令和3年度なでしこ銘柄」レポートはこちらをご覧ください。
 https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html

※ 当事例については、一般社団法人日本経済団体連合会の「各キャリアステージにおける女性のエンパワーメントに向けたベストプラクティス2021」および国連グローバル・コンパクトの日本におけるローカルネットワークであるグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンによる「ジェンダー平等事例集-日本企業24社の取り組み―」において紹介されました。当行の統合報告書2021では、女性役員(取締役・監査役)比率の向上が、新生銀行グループの経営にどのようなポジティブインパクトをもたらしているのか等について議論した女性役員による座談会を掲載しております。

日本経済団体連合会 https://www.keidanren.or.jp/policy/woman.html
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
https://www.ungcjn.org/activities/topics/detail.php?id=466
新生銀行 統合報告書2021 https://www.shinseibank.com/corporate/ir/arir/2020.html

■ 新生銀行グループのダイバーシティ推進
■ SHINSEI Women’s Week 2022

以上