2023年3月31日
SBIホールディングス株式会社

 当社は、取締役会全体が適切に機能しているかを検証し、課題認識や取締役会全体の機能向上を図ることを目的として、毎年実施している取締役会の実効性に関する分析・評価を本年も実施いたしましたので、その結果の概要をお知らせいたします。

1. 分析・評価の方法
 2023年2月から3月にかけて全ての取締役及び監査役を対象として、取締役会の実効性に関するセルフアセスメントを実施しました。このセルフアセスメントの結果とともに、2023年3月開催の取締役会における議論も踏まえ、取締役会の実効性に関する分析・評価を行いました。

<評価項目>
1.取締役会等の機関設計・構成
2.取締役会の運営
3.取締役会の議題・審議・意思決定
4.取締役会による監督体制
5.株主その他ステークホルダーとの関係
6.その他
7.自己評価

2. 分析・評価結果の概要等
 当社の取締役会は、業務執行機関及び監督機関として有効に機能しており、実効性が十分に確保されていると評価されました。

 一方で、取締役会の実効性の更なる向上に向けては、新たな価値創造を見据えた多様な人的資本の確保及び機会の公正性、継続的な人材開発戦略などの議論の必要性が挙げられました。
 また、金融事業の一層のDX促進に向けた戦略・アクションなどの本質的な議論の活性化を期待する意見や、ESG、SDGsの観点を統合した経営戦略等の議論に関しては、当社グループの事業との関わり合いを十分に考慮した、より具体的な課題の設定とその継続的なモニタリングなどを求める意見が得られました。

 当社の取締役会は今後も、上記の実効性に関する分析・評価結果を踏まえ、取締役会の実効性をより一層高めていくことに努め、当社グループの持続的な企業価値向上に資するよう取り組んでまいります。

以 上