2023年8月7日
SBIホールディングス株式会社
SBI Ventures Malaysia Sdn.Bhd.
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)のマレーシアにおける投資事業子会社であるSBI Ventures Malaysia Sdn. Bhd.(本社:マレーシア・クアラルンプール、Managing Director:石綿 良裕)は、このたびアジア地域において投資事業を行うOSK Ventures International Berhad(本社:マレーシア クアラルンプール、マレーシア証券取引所上場、以下「OSKVI」)と共同でベンチャーキャピタル投資を行う2号ファンド(正式名称:OSK-SBI Dynamic Growth Fund 2 Ltd. P. 以下「本ファンド」)を設立いたしましたので、お知らせいたします。
SBIグループとOSKVIは、2018年にベンチャーキャピタル投資を行う1号ファンド(OSK-SBI Dynamic Growth Fund Ltd. P.)を共同で設立、運用しております。ヘルスケア・保険・物流など多岐にわたる分野で持続可能かつ急成長を遂げている、ASEAN諸国の有望なスタートアップへの投資実績を持つ1号ファンドが着実に成果を上げております。
本ファンドは主に金融サービス、ヘルスケア、教育分野やESGなど大きな需要が見込まれる分野を中心としたASEAN諸国のアーリーからミドルステージにおける未公開企業を投資対象とします。設立当初の出資約束金総額は20百万米ドル、SBIグループならびにOSKVIがそれぞれ50%ずつ出資する予定です。また本ファンドは投資活動と並行し、1号ファンド累計投資額の2倍以上に運用規模を拡大すべく外部投資家からの出資も募っております。
OSKVIはマレーシアでは数少ない独立系の投資会社で、マレーシアを中心としたASEAN域内に、幅広いネットワークを有しております。2000年の設立以来、これまでに累計24社のトレードセール・IPO実績があり、2022年末時点で33社以上の投資先を抱えております。
SBIグループは、これまで海外有力パートナーとの投資ファンドの共同運営を通じて、経済成長力の高い国々を中心に海外展開を進めてまいりました。その一つであるOSKVIとの間で本ファンドを通じてより強固な関係を構築し、引き続きアジア地域を中心にグローバルな投資事業の拡大を図ってまいります。
【新ファンドの概要】
ファンド名 | : | OSK-SBI Dynamic Growth Fund 2 Ltd. P. |
設立予定時期 | : | 2023年8月 |
運用期間 | : | 7年 |
運営会社 | : | OSK-SBI Venture Partners Ltd.(SBIグループとOSKVIの合弁会社) |
投資対象 | : | ASEAN諸国の有望な未公開企業 |
以上