2024年3月29日
SBIホールディングス株式会社

 当社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝)の持分法適用関連会社であり、韓国におけるベンチャーキャピタルであるSBIインベストメントコリア株式会社(本社:韓国ソウル市、代表取締役:アン・ジェグァン、宗 英一郎、以下「SBIインベストメントコリア」)はこのたび、中小企業の育成・発展に関する事務などを所掌する中小ベンチャー企業部、文化体育観光部、科学技術情報通信部等から出資を受け組成された韓国母胎ファンド(fund of funds)より「SBI素材・部品・装備スターファンド2号(出資約束金最低額250億韓国ウォン(約28億円))」(以下「本ファンド」)の委託運用会社に選定されましたので、お知らせいたします。

 本ファンドは、韓国政府が2027年までにハイテク産業の超強大国への飛躍を目標に投資を強化する、半導体、ディスプレイ、二次電池、スマートモビリティ、ロボット等の先端革新成長の実現に向け、「素材・部品・装備」関連の革新的な技術をもつベンチャー・中小企業を対象に投資を行い、グローバル市場への進出を支援していきます。
 ファンド規模は最低で250億韓国ウォン(約28億円)で、韓国母胎ファンドが100億韓国ウォン(約11億円)、SBIインベストメントコリアが50億韓国ウォン(約6億円)、韓国内の機関投資家や事業会社等が最低100億韓国ウォン(約11億円)を出資し、最終的には250億韓国ウォン(約28億円)以上での組成を目指しております。

 SBIインベストメントコリアは、これまでも複数の韓国政府系機関より複数のファンド運用を受託した実績を有しています。主な政府系機関には、韓国母胎ファンド(fund of funds)、企業成長の生態系を備えるための母ファンドを企画・運用する韓国成長金融、産業の開発・育成等に必要な資金を供給・管理する韓国産業銀行等があります。SBIインベストメントコリアの2023年12月末日時点の運用資産残高は13,535億韓国ウォン(約1,489億円)で、31のファンドを運用しております。
 今後も積極的にベンチャーキャピタル事業を推進するとともに、韓国の革新的な技術をもつ製造業等の育成等を通じ、ファンド収益の拡大を目指してまいります。

【ご参考:新ファンドの概要】
ファンド名 : SBI素材・部品・装備スターファンド2号
運用期間 : 7年
投資対象 : 先端革新成長分野の「素材・部品・装備」関連の韓国内のベンチャー・中小企業
ファンド規模 : 250億韓国ウォン(約28億円) (最低組成額)
※1韓国ウォン=0.11円にて換算

以上