2020年12月22日
住信SBIネット銀行株式会社

 住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山 法昭、以下「住信SBIネット銀行」という)は、住信SBIネット銀行の口座を保有する全国のお客さまに「お年玉に関する意識調査」を実施しました。

*********** アンケート結果概要 ***********

■「お年玉をあげる予定がある」人は6割、前年より減少
「お年玉をあげる予定がある」と答えた人は61.4%と、前年調査(67.8%)から減少しています。新型コロナウィルスの影響により例年とは違うお正月の過ごし方をする人が4割強を占める中、親戚宅には行かず自宅でゆっくりする人が多く、甥や姪にお年玉をあげる人が減少していることが要因となっています。ただし、甥・姪にも「いつもと違う方法でお年玉をあげる」人も1割弱はいることから、会えなくても振込等の他の方法を利用することで年始の恒例行事を乗り切るようです。
■新型コロナウィルスの影響で世帯年収が減少するも、お年玉の相場は変わらず
今年の世帯年収が去年より減った人は3割強にのぼり、そのうち8割近くが「新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けている」と回答しています。一方、子どもの年齢別にお年玉の金額帯を見ると、例年と変わらない結果となっており、中学生以上だと10,000円以上が多数派となっています。懐事情が厳しくなってもお年玉は削れないという「現実」が垣間見える結果となりました。
■子どものお年玉の管理方法、円預金派は減少し投資信託や株の購入が増加
自分の子どものお年玉を親が管理している家庭の管理方法で多いのは、円預金や現金での管理ですが、その比率は減少傾向です。代わりに増加しているのが投資信託や株の購入です。子どものお年玉を運用で少しでも増やして将来に役立てたい親心が伺えます。
■相場はいくら?会えない子へいつ渡す?お金の価値を知ってほしい…様々な「お年玉の悩み」
お年玉を渡す際に頭を悩ませることとして、「いくらぐらいが適当なのか」(女性50代)という声が多く寄せられました。また、今冬においては「正月に会わないため渡すタイミングに困る」(男性20代)など、コロナ禍で年末年始の過ごし方が変わることで新たな悩みも挙がっています。その他、「子供の頭で考えて、たとえ無駄遣いになったとしても、使ってなにかしら学んでほしい」(男性50代)という、お年玉から学びを得てほしいという意見も寄せられました。

<総括>
新型コロナウィルスの影響もあってか、4割以上のかたが例年とは違う年末年始の過ごし方をすると回答する中、お年玉をあげる人の割合は例年よりも低い結果となりました。一方で、例年とは違う方法で渡すという人も増え、図らずもお年玉のキャッシュレス化が進みだす可能性が伺えます。また、お年玉の管理方法も投資信託や株といった運用へ少しずつシフトしており、「お年玉」に変化の兆しが見え始めています。

≪調査概要≫
調査期間 2020年12月1日~12月8日
調査対象 住信SBIネット銀行の個人顧客
回答者数 3,211名
調査方法 インターネットアンケート
調査地域 全国
≪回答者属性≫

アンケート結果については、こちらをご覧ください。