2023年7月3日
SBIベネフィット・システムズ株式会社

 SBIベネフィット・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松井真治、以下「当社」)は、個人型確定拠出年金(iDeCo)向けロボアドバイザーWebアプリ「DC Doctor」を開発し、株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役:髙村正人)への提供を2023年7月3日から開始しました。

 本サービスは、iDeCoの資産形成を支援するため、利用者さまの資産運用に対するリスク許容度及び目標額にもとづいたポートフォリオ(資産構成割合および今後の掛金配分割合)の提示、運用成果のシミュレーション等の情報提供を行います。運用商品の選択やゴールの設定等に悩む資産運用に不安のある利用者さまにも安心してご利用いただけます。

<サービスの概要>

■金融工学や投資理論にもとづいたポートフォリオ提案
利用者さまの資産運用に関する質問の回答によるリスク許容度診断と将来の目標額到達に必要な利回りから最適なポートフォリオをご提案します。

■運用商品の選択支援
運用商品の信託報酬、トータルリターン、シャープレシオなど6種類の選定基準をご用意しました。利用者さまのお好みの基準による運用商品のランキングを提示し、自分に合った運用商品を簡単にお選びいただけます。

■豊富なリスクシミュレーション機能
利用者さまが選択したポートフォリオの将来の資産見込額を予測するシミュレーションや過去の一定期間における運用実績シミュレーションなど、リスクを可視化した便利なシミュレーションをご利用いただけます。

■日々の運用状況が確認できるダッシュボード機能
パソコンやスマートフォンなどから、日々の資産残高、損益、利回り等の運用状況等がひと目でご確認いただけます。

■リバランス等の「お知らせ」通知機能
ポートフォリオのリスクが大きく変動(設定した資産配分割合が大きく変動)した場合、資産残高が設定した額に達した場合や設定した一定期間を経過した場合にメールやアプリ内のメッセージで通知します。

■ゴールベースリスクアプローチ
将来の目標額の達成のため、利用者さまの目標利回りとリスク許容度に基づき、最適なポートフォリオを選択できます。また、行動経済学のプロスペクト理論を活用した運用状況のフィードバックが、長期の積立運用計画のロードスター(指標)をフォーカスし、利用者さまの目標達成をより適切に支援します。

■PDCAサイクルによる資産運用管理を支援(当アプリの画面イメージ)

PLAN:積立運用計画をたてる
 
DO:ポートフォリオと運用商品を選択
CHECK:運用状況をモニタリング
 
ACT:積立運用計画を見直す

 今後は、ロボアドバイザーから運用商品の変更ができるダイレクトスイッチング機能の追加等、アプリのバージョンアップや企業型確定拠出年金への提供を予定しています。
 当社は、「顧客中心主義」の経営理念のもと、ミッションである「希望する全ての人に確定拠出年金を」を実現するべく、確定拠出年金制度の普及に努めてまいります。