2025年3月31日
株式会社SBI新生銀行

 株式会社SBI新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉、以下「SBI新生銀行」)は、株式会社イオンファンタジー(千葉県千葉市、代表取締役社長 藤原 徳也、以下「イオンファンタジー」)に2025年3月31日付で総額10億円のポジティブ・インパクト・ファイナンスを実行いたしましたので、お知らせいたします。

 ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、国連環境計画・金融イニシアティブが定義するファイナンスであり、環境、社会、経済のいずれの側面においても重大なネガティブインパクトを適切に緩和・管理することを前提に、少なくともひとつの側面においてポジティブなインパクトを生み出すファイナンスをいいます。SBI新生銀行では、ポジティブ・インパクト・ファイナンスを実施するために「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」を策定しており、同フレームワークの「ポジティブインパクト金融原則」への適合性に関して、DNVビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社より第三者意見を取得しています。

 株式会社イオンファンタジーは、「こどもたちの夢中を育み、”えがお”あふれる世界をつくる。」をパーパス(社会的存在意義)に掲げ、ショッピングセンター内でアミューズメント施設やプレイグラウンド(時間制遊戯施設)の企画・運営をしています。2022年4月には「サステナビリティ方針」を制定しており、持続可能な社会への貢献と企業価値向上を実現する企業を目指しています。

 当行は、イオンファンタジーの事業活動に関連する重要なインパクト領域(コア・インパクト)における評価を行っており、ファイナンス期間にわたりインパクトの発現状況をKPIによりモニタリングし、インパクトの観点からサステナブルビジネスの実現に向けた取り組みをサポートしてまいります。

【コア・インパクトに対するKPI・目標設定】
【インパクトカテゴリー(トピック)】
対応する活動/取組施策
KPI 目標(目標年度)
【自然環境/廃棄物】
プラスチック使用料の削減
店舗で使用するプラスチック総量 30%削減
(2030年度・2019年度比主要6種)
【社会/雇用】
サーベイの実施と改善に向けた取り組み
ファンタジーピープルいきいき度※1 75%
(2030年度)
【社会/雇用・その他社会的弱者】
ダイバーシティの推進
障がい者雇用率 5%
(2030年度)
【社会/健康と衛生】
障がいをもったお子さまも参加できる企画の推進
インクルーシブなあそび場※2の満足度 75%
(2030年度)
※1 ファンタジーピープル:イオンファンタジーで働くすべての人々
いきいき度:従業員サーベイ項目のうち、「働きがい」、「働きやすさ」、「成長」に関する項目の平均肯定回答率
※2 障がいをもったお子さまでも遊べる遊戯機械・遊具の拡大や企画の推進によって、誰もが安心して遊べる場所

SBI新生銀行が提供するポジティブ・インパクト・ファイナンスや、「SBI新生銀行 ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」については、SBI新生銀行Webサイト(https://www.sbishinseibank.co.jp/institutional/sustainable_finance/pif/)をご参照ください。

以上