2025年7月16日
SBI EVERSPIN株式会社

 SBIグループの一員であり、AIを基盤としたサイバーセキュリティソリューションを提供するSBI EVERSPIN株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尹 慈明、以下「当社」)は、2025年7月に公益財団法人金融情報システムセンター(FISC)へ会員として正式に加入いたしました。

■ FISC加入の背景と意義
 2025年3月、FISC(金融情報システムセンター)より最新版となる『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準・解説書(第13版)』が公表されました。本基準は、金融庁のサイバーセキュリティガイドラインとの整合性を図る形で大幅に改定されており、組織の経営から現場レベルまで統一されたセキュリティ対策の必要性が明確に打ち出されています。
 このたびのFISC会員加入により、金融業界における情報システムの安全性向上を目指すガイドラインや研究成果を積極的に取り入れ、より安全で信頼性の高いセキュリティソリューションの提供を実現してまいります。

■ 今後の取り組み
 当社は今後、FISCが推進する研究活動やセミナーへの参加を通じ、業界のセキュリティ高度化に貢献するとともに、FISC第13版に基づく対策の実装支援に注力してまいります。また、生成AIやクラウド環境活用など新たな技術トレンドに対しても、安心・安全な活用を支援できるセキュリティソリューションの開発を継続的に推進してまいります。

■ SBI EVERSPINについて
 SBI EVERSPINは、AIを活用した次世代サイバーセキュリティソリューションを開発・提供するテクノロジーカンパニーです。SBIグループの一員として、金融・インフラ・製造など多様な業種において、サイバー脅威から事業と顧客を守り、今後も、日本国内外の規制・ガイドラインに準拠した、実践的かつ信頼性の高いセキュリティソリューションの提供を通じて、社会の安心・安全に貢献してまいります。

■FISCについて
 FISC(金融情報システムセンター:The Center for Financial Industry Information Systems)は、昭和59年11月に財団法人として設立され、平成23年4月より公益財団法人として活動しています。金融情報システムに関する技術・管理・脅威対策などの調査研究を行い、その成果を『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準』などのガイドラインや調査レポートとして社会に還元しています。FISCは、国内外の金融機関や専門機関との連携を通じ、金融システムの安全性と信頼性の向上に寄与しています。

以上