子育て支援フォーラム in 富山
～子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目指して～
フォーラムの模様
日時：2017年2月4日(土) 14時～17時
場所：富山県医師会館1階大ホール
公益財団法人SBI子ども希望財団は、児童虐待防止啓発活動の一環として、2月4日に日本医師会、富山県医師会との共催による『子育て支援フォーラムin富山～子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目指して～』を富山県医師会館にて開催し、一般市民等約140名の多くの方々にご参集いただきました。
基調講演では、東京女子医科大学附属女性生涯健康センター所長の加茂登志子先生にご登壇いただき「妊娠・出産・子育て期の女性のメンタルヘルス」と題した講演では男女の性差から女性特有の疾患や妊娠による身体と心への影響、子育て期に抱える問題、「子育てうつ」のお話しなどを軸にお話しいただきました。
4人のシンポジストからは「要保護委員会による気がかり妊婦・母子・児童の支援」、「妊娠・出産から子育てまでの切れ目ない支援と虐待防止」、「虐待傾向を呈する親・家族の心理社会的特徴：依存性と支配性を中心に」、「今日の子ども家庭と新たな社会的養育の現状・課題」といった様々な見地からの発表がありました。
子どもの虐待を防止する、虐待を受けた子どもを守っていくためには社会で子どもを育てるといったシステムが必要であるという点が4人のシンポジストの発表から共通の提言となっていました。
快晴のお天気の中で神々しく美しく輝く立山連峰のふもとで有意義なフォーラムとすることができました。
本フォーラムは、次世代の健全な育成という視点から子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目的としており、今後も全国各地で開催を予定しています。
開催概要
講演の様子
シンポジウムの様子
