日時：2018年3月17日(土)　14時～17時20分
場所：長崎県医師会館　2階講堂

公益財団法人SBI子ども希望財団は、児童虐待防止啓発活動の一環として、3月17日に日本医師会、長崎県医師会との共催による『子育て支援フォーラムin長崎～子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目指して～』を長崎市長崎県医師会館で開催し、一般市民等約135名の多くの方々にご参集いただきました。

　基調講演では、三重大学保健管理センター大学院医学系研究科岡野禎治教授にご登壇いただき、「妊産婦のメンタルヘルスの現状と課題」と題した講演では、妊娠期と産後の女性の不安等からくる精神的疾患の統計や事例、地域で連携して妊婦の負担の軽減や不安を軽減する重要性や具体的な活動についてお話しをいただきました。

5人のシンポジストからは「今日の子ども家庭と社会的養護の現状と課題」「改正児童福祉法に基づく乳幼児の社会的養育」「小児在宅医療について～長崎県の現状とDrネットを利用した試み」「児童虐待ゼロプロジェクトについて」「妊娠期から子育て期における切れ目ない支援について(佐世保市での取り組みについて)」といった様々な見地からの発表がありました。

改正児童福祉法のポイントとその具体的施策、長崎県内や佐世保市で取り組んでいる子育て支援の解説等、フォーラムのタイトル通り子育て支援に関する内容が充実した有意義なフォーラムとすることができました。

本フォーラムは、次世代の健全な育成という視点から子育ての応援とゼロ歳児からの虐待防止を目的としており、今後も全国各地で開催を予定しています。

開催概要

「子育て支援フォーラムin長崎」について(1.22 MB)